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ゆえとナオさん エレベーターにカンズメ!
【同性愛♀ 官能小説】

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後編-1

「ゆえねえ…どうしよう…」
「どうしようったって」
お薬持ってなかったかな、と思いを巡らします。

「そうだ」
ポシェットの中を漁って、
お姉さんにそっと握らせます。
微妙な事ですし、男性もいますから、小声で話します。
「良かったら、これ使ってください」
「えっ!?これ何?」
「アナルストッパーです。出てこなくなりますから」
「なっ!?ここで?無理、絶対無理」
「でも、あとコンビニ袋しか無いんです」
「…コンビニ袋」
お姉さん泣きそうです。
あご先から汗がしたたります。
メイクも崩れています。
お姉さんは、素肌美人な人なのに気の毒です。

「私達に隠れてしてください」
お姉さんを、私と美さきちゃんに隠れさせます。
お姉さんはしぶしぶと、
レースのワンピースをたくし上げて、
ストッパーをお尻に入れます。
チラ見したら水色のショーツでした。
お尻ちいさい。

「うっ」
入ったようです。
若いお兄さんはチラチラ盗み見ています。

「早く…直らないかな…」
陽射しはますます強いです。
お姉さんは、手すりを握り締めて辛そうです。
手すりに突っ張った手首から、床に汗が落ちます。
女の人の匂いが、強くします。

お兄さんが、
ズボンの前のほうをしきりに動かしています!
(し、しこってる!?)
これがクラスの男子達が言っていた、
しこる、なのでしょうか?
ズボンの中でオチンチンをいじっているみたいです。

「こ、こわい…なにがおきるの?…」
美さきちゃんもおびえて、私にすがります。
「はじっこに行こう」
私も怖いです。
美さきちゃんと、
エレベーターの反対側で小さくなります。

「お姉さん…死んじゃうよ…」
お姉さんはいよいよ具合悪そうです。
顔色インジケーターが黒になりました。
とても見ていられません。
ワンピースの胸や背中が、汗で色が変わっています。

「お姉さん、プラグ抜きましょうよ。
出さないと死んじゃいそうですよ。
私、コンビニ袋持ちますから」
「ダメ。ゼッタイ。」

「お姉さん…きれいだね…」
「ええっ!?こんな時に?」
お姉さんは、脂汗をかいてヌメヌメしています。
身体をピンとさせて、緊張して耐えています。
特に、お尻をぎゅっと締めているのがわかります。
サンダルを鳴らして、脚を踏み替えます。
こめかみの毛が張り付いた横顔も、
引き締まっています。
確かに、綺麗、です。

「ハッ、フヒヒッ」
お兄さんはサングラスを下げて、
苦しむお姉さんを、横目に視姦しています!
汗をかきながらニタニタして、変質者です。
とても怖いのです。

ギュルルー!
「ああーっ」
お姉さんは、
お尻がビクビク震えて、身体を折り曲げます。
お姉さんは唇をかんで涙ぐんでいます。
アナルストッパーの直前で、
閉じ込められた悪魔が、怒りに暴れ狂っています!
「もう、ダメ…」
恥ずかしめに耐えたお姉さんも、
いよいよ降参しそうです!
「ハッ、ハッ」
お兄さんの手の動きが早くなってきました!
私と美さきちゃんはどうしたらいいのでしょうか?
誰かぁ助けてー!

ビーーーッ!!
「わああっ!!…ビックリしたおー!(怒)…」
「大変お待たせしました。
最寄りのフロアでドアを開きます」

お姉さんは真っ先に外に出ました。
「返さなくていいですからね」
トイレに向かう後ろ姿に声をかけます。
スカートを握り締めて、フラフラ歩いて苦しそうです。
途中で行き倒れないといいのですが。

変態のお兄さんは途中になってしまい、残念そうです。
早くどっか行って。

「いたいた!大変だったね」
「あっ、ナオさん!」
ナオさんが手を振ってくれると、
私の周りの男の人たちが、
ナオさんに向かって手を振り返します。

あなたたちは関係ないですから!!

美さきちゃんと二人で、ナオさんに抱きつきます。
ナオさんはやっぱりいい匂いです。
「可哀相に、二人とも大汗かいて。
すぐに冷たい物を飲もう。
デパートの方で持って貰うように交渉したから、
好きな物、好きなだけ大丈夫よ。
暑い中、カンズメにされたんだからトーゼンよ」
さっすがナオさんです。


レストランで冷たくて甘い物を頼みます。
「それはヘビーな羞恥プレイだったねぇ。
マニア向けの風俗店みたいな状況ね」
ナオさんは感心します。
「すごい…つかれた…」
「やっぱり男の人って気持ち悪いですね。
あんな時にしこるなんて、お姉さんがかわいそうです。
素早く死んでほしい」

「ゆえはよく、アナルプラグなんて持ってたねぇ。
女子中学生が持ち歩いて良い物じゃないわ」
「この間ナオさんが、外でバナナを食べたときに、
飛び出さないように使ったんですよぅ」
「あっ、あらぁ。そうだったかしら?」

「お姉さん、 病気にならないといいけれど。
却って悪いことしちゃったかなぁ」
「デートだったかも知れないよ。
同じ女子として、デート前に漏らすのだけは、
死んでも避けたいわね。
まぁ、今日はもう無理だろうけれど」
「あっ、そうか」
「ゆえはとっても親切な事をしたんだよ」

ナオさんは、ホッペにチューしてくれました。
「さぁ、おうちに帰ってシャワーを浴びよう!」


ちゃんちゃん


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