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鳳学院の秘密
【学園物 官能小説】

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終章 夢幻-4

 興奮に息を荒げ、直哉様は紫織様をベッドに組み敷くと、制服を剥ぎ取り身体の上に伸しかかる。学院では決して見せない、蕩けるような笑みを浮かべ、紫織様はあられもない嬌声をあげて応える。二つの身体は情熱的に絡み合い、激しく求めあった。
 「ふぅっ‥うぅ‥、あぁん、だめ‥だめぇ‥あぁ‥‥もっと、もっとぉ〜‥」
 濃厚なセックスが、眼前で繰り広げられ、私は熱い疼きを覚える。紫織様は直哉様の身体の下で妖しく身をくねらせ、逞しい男根に貫かれてからはしがみつくように肌を合わせ、官能に身を委ねている。二人の動きは徐々に激しさを増し、白い身体は征服されつつあった。
 「あっ、あんっ、あっ、ああんっ、直哉さまぁ〜、も、もぅ‥、やっ‥、‥‥あ、くうぅっ〜!」
 ついに感極まった紫織様は、弾けるように身を反らせ、忘我の一声をあげる。そして糸の切れた人形のようにぐったりと倒れ込み、その顔には満ち足りた表情が浮かんでいた。愛する人に絶頂へと導かれ、恍惚境を彷徨っているのでしょう。
 肩で息をつきながらも、身を起こした直哉様は、全身から生気を発散させていた。日本の政財界に君臨する大御所に、教育を施す機会を得て、昂ぶりを抑えられないのか。野心に溢れた瞳を輝かせ、食い入るように私達を睨め付ける。
 「ふははっ、いいぞ、最高だ。おい、お前達、今日は特別に可愛がってやる、服を脱いでこっちに来な」
 そのお言葉に、私は喜びで胸がはち切れそうになる。思えばこの二カ月と言うもの、紫織様にご寵愛を独占され、直哉様から抱いて頂けなかったのですもの。早速生徒達に混じってスーツを脱ぎ捨てると、直哉様の好きな犬のポーズをとって、お尻を揺すって見せる。
 「どれ、久しぶりに淫乱教師の尻を味わって見るか」
 秘所を広げられ指が入ってくると、それだけでイきそうになり、蜜が溢れてくる。お尻を抱えられ、直哉様が中に入ってくるのを感じると、悦びの声が溢れ出す。
 「ん‥あはあぁっ〜!」
 直哉様の描く未来は明るい希望に満ちており、不安を感じさせるものは何もなかった。
 ああ、偉大なる直哉様にご奉仕できる私は、なんて幸せなのでしょう。

                                                鳳学院の秘密 〜終〜


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