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真奈美の日記
【獣姦 官能小説】

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タロ-3

――飼い主が居なくなるのを見届けると、タロはおもむろに起き上がった。そして自分の下で仰向けになって気絶したままの真奈美に視線を落とした。
改めてまじまじと彼女を見ながら、タロは欲求のはけ口としてのおもちゃを手に入れた喜びをかみしめているようだ。
その表情は、まるで目を細めて人間さながら満足げにニヤリと笑ったように見えた。
彼女がまだ目を覚ましそうにないことを確認すると、タロは再び真奈美の上へ覆いかぶさり、彼女の首や顔をペシャペシャと舐めまわし始めた。
真奈美の口元からは、泡立ったよだれがあふれて溢れている。タロは、それを分厚く広い舌でべろりと舐め取ってみた。
少し甘味の混った人間の牝の唾液の味は、ゾクゾクと彼の生殖本能をくすぐるようだ。
タロは彼女の唇を割って、長い舌をその口内へとねじ込ませる。
意識を失ったせいで顎の筋肉は弛緩しており、舌はあっさりと彼女の口蓋を押し広げ、口腔内へと侵入した。
口腔には、たっぷりと甘い唾液が溜まっていた。
舌先が唾液に触れると、その味と香りが、じわりと彼の官能中枢を刺激する。タロは、彼女の口内に舌を差し込み、掻き出すようにして彼女の唾液を汲み取り、そして啜った。
代わりに、タロの裂けたような大きな口から滴り落ちたよだれが、彼女の口腔へと流れ込み、溜まりを作っていく。
ぺちゃ、ぺちゃ、と大げさに音を立てて舌を絡ませる光景は、さながら人間顔負けの濃厚でいやらしいキスシーンを彷彿させる。
やがて十分にお互いの唾液を交換し合い、満足したタロは、次に首筋から胸にかけて舌を這わせてみた。
コーラと汗が染み込んだ肌は、その糖分と塩加減が絶妙にブレンドされ、何とも甘酸っぱい風味となってタロの味覚を刺激する。
やがてタロは、無意識のうちに舐め取った唾液や汗に含まれるかすかな牝のフェロモンを感じ取たのだろうか。
ある芽生え始めた欲求が、彼の中で急速に育って行った。

ビッ、 ビビッ、 ビリビリーッ

タロは真奈美の体操着に噛み付き、首を左右に振ると、その上着はまるで悲鳴のような音を立てて簡単に引き裂かれ、草むらに四散した。
そして露わになった真奈美の両胸に舌や歯を這わせ、まるで愛撫するかのように、まだ幼さの残る色白で小ぶりな乳房と、その先端にちょこんと乗った、小さなピンクの乳頭をこねまわした。
タロの股間には、すでにある程度膨張しきった赤黒い肉棒が、ビクンビクンと脈打ちながら起立していた。

ガサガサッ

不意に背後で物音がした。
タロは反射的に振り返って音の先に視線を移すと、そこには小さな男の子がぽつんと立っていた。
その子はおかっぱ髪で、幼く瑞々しい顔立ちは、どうやらまだ小学生のようだ。
ピンク色のTシャツにデニムの黒いショートパンツ姿は、どこぞの裕福な家庭のお坊ちゃま、といった印象を受ける。
その男の子は、タロと視線が合うや、今にも泣きだしそうな顔になり、急いで逃げ出した。

ここはまずい……とでも思ったのか、タロは真奈美の首筋を咥える顎に力を込めると、再びズルズルと地面を引きずりながら更に森林の奥へと移動を始めた。

タロが向かった先は、園内で唯一、取り壊されず残ったままの朽ちた公衆トイレだった。
灌木と雑草の生茂った空間の中に取り残された昭和の遺物のようなレンガ造りの大型公衆トイレは、手入れされることもなく、倒壊の危険からフェンスで囲われ立ち入り禁止となっている。
壁や窓はツタでびっしり覆われ、フェンス越しの外からは、内部がどうなっているのか確認できない。

タロは、何故かこの公衆トイレを熟知しているらしく、雑草で隠れてしまったフェンスのほころびを難なく見つけると、そこをかいくぐって中へと入り込んでしまった。
そして、彼はうつ伏せ状態の真奈美の首筋を咥え、一緒にフェンスの中へと引きずり込むと、そのままトイレの入り口に向かってズルズル引き摺って行った。
やがてトイレの入り口にたどり着くと、タロはその顎を真奈美の背中に残る裂けた体操着の一端へと咥え直し、一気にトイレの中へ引きずり込んだ。
ビイーッ! とけたたましい音とともに体操着は破け、かろうじて腕と肩口に申し訳程度に残っていた断片もろとも真奈美の体から引きちぎれ、宙を舞った。
ズシャーッ! 真奈美の体は、勢いよくトイレの床を滑り、奥へと引きずり込まれた。


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