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Twin's Story 外伝「Hot Chocolate Time 2」〜夫婦交換タイム
【母子相姦 官能小説】

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フラッシュバック-4

 激しくうなされ、真雪が飛び起きる夜が三日続いた。

「ごめんなさい、ごめんなさい、龍……」
 真雪の目から涙がぽたぽたとライトグリーンのシーツに落ちた。
「真雪……大丈夫?」龍は部屋の灯りをつけた。「何か飲む?」
 真雪は手で目元を拭いながら、ぎこちない笑顔を龍に向けた。「あたしが淹れるよ。紅茶でいい?」
「いいけど……」


 ティーカップを手に、憔悴してうつむいている真雪の肩を抱いて、龍もカップを持ち上げた。
「フラッシュバック、みたいなものかな……」
「ほんとにごめんね、龍。夜中に起こしちゃって」
「気にしないでよ。でも、何とかしないと」
「そうだね……」小さく呟いて真雪は紅茶をすすった。

「思い当たることとか、ないの?」
「たぶん……」カップから口を離した真雪がゆっくりと話し始めた。「あたし、年上の男の人への拒絶感がまだ残ってるんだと思う」
「年上の?」
「うん。20歳の時、あの人にあんなことをされてから、今でもネクタイ姿の年上の男の人を見ると、脚が竦(すく)んじゃう。近くに寄って来られると動悸がして、胸が苦しくなるんだ……」
「そうなんだ、気づかなかった……」龍はうつむいた。
「毎月行ってる酪農研究所の所長さんでさえ、前に握手を求められてもできなかった……。すっごくお世話になってるのに、とっても申し訳ない……」
「でも、10年も経って、いきなりこんな悪夢をみるなんて」テーブルにカップを置いた龍は、真雪の右手を両手で包み込み、心配そうに彼女の顔を覗き込んだ。「何か……あったの?」

「うん……」真雪は唇を噛んだ。「先週、あの男を見かけたの……」
「えっ?! ほんとに?」
 真雪は顔を上げて龍を見た。「でも、たぶん人違い。年齢的にあの時と同じ姿だったから。すっごくよく似てて、ショップの窓の外を歩いてたその人が店の中をちらっと見た時、あたし10年前の出来事を強烈に思い出したんだ」
「そうなんだ……」
「その瞬間、ひどいめまいがして、あたし床に座り込んじゃったの。それこそフラッシュバック……」
「そんなことがあったんだ……」
「悪夢の原因は、だからきっとそれ」

「でもさ、年上の男性だったら、うちの父さんやケニー叔父さんはどうなの?」
「それは大丈夫。全然平気。ケンジおじもケニーパパもあたし大好きだし、ハグされても逆に癒されると思うよ」
 真雪は微笑んだ。
「父さんからハグされたことあるの?」
「大人になってからはないけどね。小学校の頃はよくそうやってかわいがってもらってたよ」

 そう言った後、真雪はまた悲しそうな表情に戻った。

「ごめんなさい、龍……。10年も経つのに、まだ忘れられていないなんて……」真雪は慌てて龍に顔を向けて言った。「いやなんだよ、もちろん。あたしだって思い出したくないことなんだよ!」
 龍は優しく微笑んで真雪の肩に置いた手を首筋に移動させた。「わかってる」
「龍のお陰であたし元に戻れたし、あなたの温かさや優しさもいっぱいもらえて、その上結婚もできて、子どもも生まれて、あたし、もう十分幸せなのに……」
「でも、まだ君の中のどこかに、そういう拒絶感があるんだったら、何とかして取り除かなきゃね」
「う、うん……」真雪はまたうつむいた。


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