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傍らに咲く花
【同性愛♀ 官能小説】

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百合の花、繚乱-4

目を開ければ松本に視姦されている小夜の姿が飛び込んで来るし、視界を遮断しようとすれば、松本が実況中継のごとく小夜のヴァギナを――俺があんなにも見たがっていた小夜のヴァギナを――言葉で伝えてくるし。


ダメだ……松本を止めなきゃ……。


そう頭ではわかっているのに身体が言うことをきかない。


「クリトリスは小豆くらいの大きさか。ちょっと大きめですね。小夜さん、オナニーばっかりしてたんじゃないですか?」


「そ、そんなのしたことないもん!」


荒げた自分の吐息を聞きながら、右手がゆっくり下降していく。


小夜のアソコはそんな淫らな形をしていたのかと、ゴクリと生唾を飲み込むと、片手だけで器用にジーンズとボクサーパンツをずり下げていった。


そして……。


「えー、ホントかなあ。小夜さん、ホントはエッチな女の子なんでしょ? ほら、その証拠に……」


「ああんっ!」


「見られていただけで、ほら、こんなにオツユが」


毛布越しに聞こえる、そのクチュッという音が、俺の理性を完全に崩壊させた。


「里穂ちゃん……も、もう止めて……」


涙声で訴える小夜の言葉も全く聞かずに、松本はニッコリ笑うだけ。


助けなきゃと思うくせに、身体は裏腹に、手が勝手にいきり勃つぺニスを握る。


「小夜さん、ビラビラだって大きい方がいいんですってよ? 男の人がおチンチンを挿れた時にビラビラが大きい方が包まれる感じがして気持ちいいんだって。ほら、こんな感じで抜き差しすれば絡み付いてくるし」


「ああっ……あっ……だ、だめ……」


姿見に写るのは、仰向けになった小夜の脚の間で手を動かす松本の姿。


ネチョ、ネチョ、といやらしい音を響かせていることから、松本が小夜のヴァギナに指を挿れているのは容易に想像出来た。


そして気付けば俺は、左手で小夜のショーツを握りしめながら、彼女の喘ぎ声に合わせて右手を動かし始めていた。




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