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同級生 石崎佑香
【制服 官能小説】

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淫指-1


弟敬人の試合を観戦した夜佑香の部屋、時計の針はもう午前3時を刻んでいた。

「・・っは、はぅん、・・・」
可憐な少女の口元から、か細い嗚咽が漏れる。
白く細い指先は、もう一時間近く淫らな貪りを続けていた。
周囲からは完全無欠の美少女に見て取れる佑香も、当然の事ながら生身の少女である。
生きて行く上で喜怒哀楽の感情の揺らぎも有れば、汗もかき飲食や排泄もする。
そして性欲もあり、その源は「観られる」事へのストレスにも似た欲求であった。
周囲、人から観られる事によるストレスが何故か、佑香の奥底に眠る淫らな魂を痛く刺激するのである。
今日の様に多くの異性の視線を感じると、佑香は決まって長時間自らを慰め続けるのである。
その貪りは尋常ではなく三時間以上、時には明け方まで続くのである。

優れた人間にはどこかしら、欠陥にも似た一部欠けた様な部分があると言う。
佑香の場合、それは時折現れる二重人格かとも思われる程激しく淫らな一面であった。
それはもしかしたら佑香が中学一年生時に、同級生少年千章流行より受けた「性的脅迫」から知らぬ間に宿ったのかもしれない。

「佑香の●ンコが見たい」
三年前・・・
育ちの良さそうな同級生の少年の口から、普段の言葉使いからは想像すら出来ない驚きの言葉が飛び出す。
佑香は盗撮された写真によって「性的脅迫」を受けていた。
少年の要求は至ってシンプルであった。
「盗撮写真」と交換条件で、佑香の身体の一部分を見せろと言うのだ。
しかしそれは「自慰」の意味すら知らない、純情可憐な中一少女に取って「殺人」にも似た恐怖を懐かせる。

結局のところ心労より気を失っている間に、佑香はその幼い蕾の奥底まで同級生の少年の手によって拡げられ覗き見られる。
幼い蕾は覗き見られるだけに留まらず、初めての異性の指先と舌先の侵入さえ強いられる事になる。
「破瓜」の恐怖こそ免れるも、その清らかな唇にファーストキスより先に陰茎の感触と精液の味を刻まれる。

佑香はその時の事を完全に無意識下の元強いられ続けていた訳では無かった。
彷徨う意識の中でも断片的ではあるが、自分が何をされていたかも認識していたのだ。
信じがたい事だが「佑香自体そう言う人間、性格」なのである。
もっとも身体を引き裂く「性交」を強いられれば自ずと結果は違っていたが・・・

そんな佑香の危うい「超・受動的D.N.A.」は、後に娘の石崎恵利子に引き継がれる事になる。
もしも佑香が娘の恵利子同様にレイプされ、それを撮影されていたら・・・それに乗じ継続的なセックスを要求されたいたら・・・おそらくは・・・

しかしそれより一年後。
より身近な異性である弟さえ惹き寄せてしまう。

弟が自室に立ち去った気配を感じとると、ゆっくり瞼を開き自らの下半身に目をやる佑香。
水色のワンピースの裾口は腹部まで捲り上げられ、お気に入りのパンティーは不恰好に片側だけ伸びきっている。
弟が残して行った「滴」はすでに乾燥しつつあるが、指先でそっと集める様に拭い取る。
不思議と「汚い」と言う感情はわかなかった。
どちらかと言えば「愛おしさ」さえ感じる。

「・・・、佑香ちゃん」
弟が射精する直前、切なげに微かに発した言葉が佑香の脳裏を支配する。
気が付くと弟がそうした様に、拭い取った指先を口に含んでいた。
微妙な苦みが口内に広がり、不思議と佑香の下半身が疼く。
可愛がっていた弟ではあるが、 流石に実の弟と結ばれたいと思う様な事は無い。
この時佑香はすでに二人の少年の精液の味を知る事になる。

再び佑香の意識は記憶の宮殿より深夜の自室に戻る。

「もっと・・・、もっと私を・・・みんな観て・・・」
今日訪れた体育館への服装も、奥底に宿るもう「ひとりの佑香」の仕業であった。
館内に充満する少年たちから発せられるフェロモン、雄の匂いに佑香の下半身は異常な発情を見せていた。

「生理」でもないにナプキンを着用して外出したのはその為であった。

「みんな観てる・・・私の事・・・」
「観られてる・・・」
「あの少年もこの少年も・・・観てる、観てる、私の事・・・」
「あの大人も、きっとこの先生も・・・」
「・・・」
「みんな私のミニスカ太腿奥にある・・・マン○が観たいんだ・・・」
清楚な佑香の奥底に眠る、「もうひとりの佑香」が時折現れ語りかける。
本来の佑香へ・・・
弟の試合が終わり体育館を出る頃には、あてがわれたナプキンに重みを感じるほど聖蜜が吸収されていた。

「佑香ちゃん・・・、今晩は久しぶりのオールだね」
先程までと違い、帰途を急ぐ佑香の目は虚ろで焦点が定まっていない。
そして独り言の様に呟きながら自身に語りかける。


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