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磯崎恵利子 15歳の受難
【レイプ 官能小説】

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破瓜の桜貝 ☆-2


  10時41分

 濃紺のスカートに伸びた指先が、少女の中心を包み隠す薄布に掛かる。
飾気の無い少女らしい下着が、ゆっくりと丸められる様に引き下ろされてゆく。

右脚の膝を立てる様にして片脚のみ下着を引き抜く。
同時に足首に下着を残した左脚膝も立てる様にして、左右に大きく割り拡げさせる。
その動きに合わせて、スカートがスルスルと腹部まで捲り上げられる。

まるで陶磁器を想わせる少女の太腿、その付け根にひっそり息づく浅いスリット。
それは“桜貝”を想わせる程淡いピンク色で、薄い二枚の合わせ貝の様に儚い美しさを称えている。

しかしその可憐な桜貝も電車内の痴漢行為により、媚薬を擦り込まれながらその意に反し強制的に開かされ淫らに濡れそぼっていた。

清らかであるはずの浅いスリットが、アンバランスにてらてらと妖しい光を放つその様はまさに淫靡かつ美しい。

 この美しい二枚貝に、千章の指先が触れる。

ビデオカメラのレンズはその指先の動きを捉えながら、同時にその映像を備え付けの大型テレビに映しだす。

今すぐ貪りつきたい衝動を抑えながら、動画録画と並行して静止画の接写にも余念はない。
浅いスリットを指先で押し広げながら幼い膣底を覗き込む。
男をまだ知らない少女の蛇腹状の内壁は、美しいまでの肌色で吸い込まれる様な錯覚にさえ陥る。

(この中に入りたい…… 男の帰巣本能なのか? 生まれ出でた空間への憧れなのか?)
少女の膣孔は神秘的な魅力を秘め、千章の下腹部で痛い位にいきり立つ陰茎を魅了する。

そして左足首に丸まる様に残した下着に、千章の欲望はひどく刺激される。
それでも欲望を制御しつつ記録を積み重ねる事に徹する千章。

レイプ後の“継続的セックス強要”、それが最終的な目的である。
理想の少女を計画的にレイプし撮影、その事実を持って継続的にセックスを要求し強いる。
そして福井美涼では道半ばで、叶わなかったその先にある計画が過る。

 このビスクドールの様に愛らしく清らかな少女に、肉体的快楽を擦り込み精神面も侵食する。
(この清らかな少女に自らの意思で騎乗位で跨らせ、このか細い腰を撓らせ快楽を貪る術を教え刻み込みたい)
“非現実的な画”が千章の脳裏に浮かぶ。

それにはまず逃げられぬ様、精神的な拘束を加える事が先決である。
それが“行為”を記録する二次的目的であった。

しかし欲望を制御しつつ、記録を積み重ねる事に徹する男の自制心にも限界が迫っていた。


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