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妖怪艶義〜八尺様〜
【OL/お姉さん 官能小説】

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彼は、腰を引いた。-1

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そんなのはダメだ――俺はすんでのところで思いとどまり、慌ててモノを引き抜いた。

「んっ…ぷはぁ・・・っ。ありがとう、貴方に良識があって良かったわ。」

そう言う彼女の口元には、涎の‘橋’がかかったままだった。

「――でも貴方、一瞬抜くのをためらったわね・・・?」

‘橋’が途切れる。女の口が、妖しく微笑んでいた。

「私の口を玩具にして、あのまま精液をぶちまけたかったのかしら?
・・・・答えないのは、図星ということ・・・?」

女の口が亀頭のそばまで近づいてきて、ぺろりと舌なめずりする。
彼女の隠微な‘尋問’を受け、‘俺’は身をひくつかせる。

「ふふふふ・・・・これは、お仕置きが必要ね・・・?」

じゅるんっ、とモノが一気に呑み込まれる。
次の瞬間、猛烈な口ピストンが開始された。

「んぶっ!んぢゅっ!ぢゅじゅっ!じゅぼっ!じゅぢゅうぅっ♪」

卑猥で盛大な水音とともに、根元から先端まで高速で口コキされる。
一見乱暴だがモノはしっかり舌の上に乗せられていて、一往復ごとにカリのくぼみから裏スジ、そして袋の付け根まで愛撫される。

敏感な部分を舌でしつこく刺激されながら、極上の肉筒と化した口内に何度も何度も擦られる快感に、俺は快楽の呻きをこらえることができない。

気づけば俺は、彼女の肩に手を置いてなんとか体重を支えながら、彼女の‘口撃’に耐えるしかなくなっていた。
対する彼女は、俺の腰を両手でがっしりと捕まえ、みっともない‘がに股’とひょっとこ顔を晒しながら、なおも激しく股間に吸い付いてくる。

彼女の口技に翻弄されてなす術なく呻いていると、まるで自分が、押し倒された女になった気がしてくる。

自分は今、本来は犯す側のはずのペニスを、女の口で犯されている。


女が繰り出すピストンで快楽を味わわされ、たまらなく気持ちよくなっている・・・・・



あっあっ…と、ピストンに合わせて喘ぎ声が漏れはじめる。
組み敷かれて犯される女のように、俺の心はもう、女の口で犯されるのを悦んでいた。

口を半開(はんびら)いたまま天を仰ぎ、身を仰け反らせて腰を突き出しながら、夢見心地で射精間際の快感を愉しむ。

俺の限界を悟ってか、彼女のピストンが激しさを増す。

きゅん、と口の締まりが強まって、キツく吸われながら激しくしごかれる。
窄まりが強まったぶん舌がぴったりとモノをとらえて、まるでレールの上を走らされるみたいに、裏スジをねっとりしつこく刺激されてしまう。

「ぢゅぅ・・・んっ、んっ、んっ、んっ、んっ、んっ・・・!」

吸い付きが強まったせいで派手な水音は止み、代わりに女の鼻息だけがリズミカルに響く。
それは男を興奮させる芝居がかったフェラではなく、射精に追い込むための本気のフェラ。

不意に尻を掴む手に力がこもって、ぐいと腰を引き寄せられる。
その刺激に腰をひくつかせながら見下ろすと、白くて優美な女体が、蛙そのままの‘がに股’を晒して股間にむしゃぶりつく、なんとも下品な痴態。

俺を見上げて前後する、下品で卑猥なひょっとこ顔。

その口内で果てしなく続く、甘美な摩擦と吸引地獄――

そのあまりの光景に、理性が吹っ飛んだ。

イクっ、イクっ…と自分で射精予告をして、俺は勝手にカウントダウンに入る。
それを受けて彼女も、ひいわよ(いいわよ)と一言許可を与えて、止めのピストンに入っていく――

「んっ!んっ!んっ!んっ!んっ!ん〜〜っ!!」

射精を予感してから発射にいたるまでの至福の瞬間(とき)。
その一瞬を極上の口技に貪られ、俺はあっけなく、最高の快感で射精していた。

「んむぅっ!!んっ!ん〜っ!♪」

二度三度と腰を跳ね上げ、彼女の口に精を叩きつける。

女の頭を手で押さえつけても、彼女は構わず頭を振りつづけた。
そのまま深いストロークでピストンされつづけ、俺は最後の一滴まで、心地よく吐き出してしまった・・・。


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