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深夜の公園で
【痴漢/痴女 官能小説】

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一樹-1

【一樹】

最近ろくな事が無い。

高校二年になった一樹は、進路や成績が伸び悩んでいる事で
両親とも話が合わなくなり
イライラしていた。

彼女居ない歴=年齢。

勉強はさじを投げ、
パソコンでアダルト動画を見ては自慰行為ばかりに耽っていた。

女子高生の下着に興味があった。

SEXというのがまだ未経験だし
行為そのものよりも
制服の下に潜むパンティに
異常に性的興奮を感じていた。


(どうにかして下着姿が見たい…)


しかし、生身の女性に声をかける事も出来ない。
ましてパンティを見せてくれ、なんてとても言えない。

動画も画像も、探せばたくさん見れるのだが、
何か大胆過ぎて
わざとらしくて飽きてきていた。

危機感の無い、リアルな女性の恥ずかしい姿がみたいのだ。


一樹は公衆トイレで盗撮しようと考え、
電気店で小型のCCDカメラを購入。
ワイヤレスタイプの物を手に入れた。


深夜の公園。


暗闇にポツンとある公衆トイレ。


(まさか、こんな深夜にトイレを利用する人はいないだろう…今の内にカメラをセットして…)


一樹は、女子トイレに侵入し
個室へ入る。


この空間で、女性が下着を脱いで用を足している。。。

生々しい空間を感じ、妄想していた。

息が荒くなる。


妄想しながら、カメラの位置を決めるのに夢中になっていた。

背後から、女性の利用者が近づく気配さえ気がつかずに。


コツン、コツン、

と、誰かがトイレに入ってくる足音に気づいた。


(ヤバイ…!!)


一番奥の個室に、しかもドアを開けっ放しで入ってしまった一樹は、
恐怖で固まってしまう。

ドアを閉めてしまえば良いのだが、
身体が凍りついて動かない。


(手間の個室に入ってくれ!!)


祈りは届かず、
一樹は女性と鉢合わせになった。


深夜の公園に、女性の悲鳴の様な怒鳴り声が響いた。


「通報するわよ!」


一樹は観念していた。
もう、手に持ったカメラも見られていて
完全に犯罪者だ。




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