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想いを言葉にかえられなくても
【学園物 官能小説】

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想いを言葉にかえられなくても《トロイメライ》-4

 あたしの声に気を良くしたのかリズミカルに腰を打ち付ける。
「は、っは、っは…どう?気持ちいい?」
「っあ、んあっ、痛くない…っあ、なんか…変になるぅ」
 ずちゅ、ずちゅ、ぢゅぷ、ぐぷ、ぐぷぷ…
「っは、は、は、は、俺…もうダメ…っあ…!」
 じゅ、ぐっ、ぐっ、ぢゅ、じゅぷ、ぢゅぷ…
「っあ、あっ、あっ…んあっ…やっ…やっぁ…くる…やっ、聖!なんか…助けて…あっ、へんだよ…くっ、あっ…」
「大丈夫…っは、は、は…俺もだから、そばに…っは、は…いるから…っは…は…っあ」
 グチュグチュグチュグチュ…
「あっ…あっ…聖…せいいぃぃ…っ!!!」
「あっ…苺…あっ…あああっ!!!」
 ビクンッ…張り詰めた糸が絶頂を迎える。
 身体も心も緩み出す。重なり合う身体…汗で張り付いた髪の毛。全てが愛しくて…見つめ合い唇を重ねた。
 これが幸せの始まりだった。


………………
 キーンコーンカーンコーンッ
「イチコ、予鈴だよ!急いで着替えないと天野にセクハラされるよ!」
「やだ〜っ!待ってよ怜奈、ハーパンが…」
 焦るとろくな事が無い。案の定ハーパン(ハーフパンツ)が後ろ前だった。
「きゃー、時間無いし!いやぁぁぁ」
 騒ぎは大きかったが、なんとか本鈴までに間に合った。更衣室から出ると、待っていましたと言わんばかりに天野が寄って来た。
「高崎ぃ、俺の代わりに出席とっといてくれ。すぐ行くから、頼んだぞ」
 にやりと口許をゆがませた、天野。先生なんて呼んでやるもんか。小太りで汗臭く、こいつが保健体育の先生かと思うとゾッとする。おまけにロリコン。身長148cmで童顔なあたしは、かなり目をつけられてるっぽい。あ〜寒気がする。
「あっ、見て見て!男子はサッカーだよ!」
 グラウンドを見ようと女子の半数以上が入口に詰め寄った。
「きゃーっ、磯口君、足早いぃ」
「脱いだ、いやん!滝内意外にマッチョじゃん!」
 今日は珍しく陽気だった。四月なのに、先日雪が降った。そんな気候だったのに三寒四温…うん。ぴったり。
「エロい…滝内、セクシー!」
「明石くぅん、頑張って!早く脱いでぇっ」
 女同士だからって…。皆、男子がプールを覗いてるのを怒れないって(汗)
「イチコ、恭介君ってあれ?」
 ダラリと突っ立ってゴールキーパーをしてるのはキョースケだった。
「うん。キーパーやってる。」
 自軍が攻めに入っているので物凄く暇そう。…あ、あくびしてる。
「あれが吹奏楽部のハーレムキングね」
「ぶふっ…何それ。ハーレムキングってダサいよ怜奈…」
 思わず吹き出した。怜奈は育ちが良いから天然だったりする。
「背ぇ高いわねぇ。180越えてるの?」
「ん…186くらい?あたしと違ってノッポさんだから」
 背が異常に高くて、端整とは言えないが癖の無い顔つき。自慢はサラサラの髪の毛と、ニキビが一つも無いと言う事らしい。ツルツルすべすべ。
「あっ、陸クンだ!きゃー、可愛い!!」
 女子の歓声を一身に受け、キョースケの待つ敵ゴール目掛けて、ドリブルをしながら詰め寄る…ふわふわの髪の毛と甘い顔立ちの少年、陸クンだ。
 ディフェンスを追い越してほぼ一騎打ち状態。陸クンがタイミングを見計らってシュートを打つ。ゴールポストぎりぎり…皆が固唾を飲んで見守る。誰もが決まると思ったが……。
 ダンッ、トン…ットン…
 まるで待っていたかの様に…味方からパスを貰うが如く、強烈なシュートを意図も容易く胸で受け止めたキョースケ。勢いを弱める為に二、三度リフティングをする。
「うひゃぁっ。恭介君やりますなぁ」
「陸〜っ、ドンマイ!」「陸、惜しいよぉ!」
 口々に歓声をあげる。そんな状況も露知らず、悔しがってキョースケとじゃれ合っている。…羨ましいなぁ。


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