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疼く肌
【熟女/人妻 官能小説】

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狙われた人妻-1

K病院に搬送された益男は一命はとり止めたがその翌日和子は大川院長からの病状を告げられた。
「奥さんご主人様は日ごろ血圧は高かったのですか」
「薬は飲んでおりました、最近は仕事で遅くまで会社にいることも多く・・」
「当日の夜はどんな様子でしたか、何か特別の・・・・」
太田院長は和子を覗き込むようにして尋ねた。
「ええ・・・その夜」
和子は次の言葉につまずいてもじもじしている様子を大川は察したうえで問いただした。
「ぶしつけでなんですがご主人とセックスを・・・」
和子は恥ずかしくて大川を見ることが出来ないで「ええ」とだけ答えた。
「そうですか、よくあるんですよセックスは血圧を急に上げますから、重い障害が残るかもしれません、そして言語にも障害が残ると思いますよ」
和子はその言葉に愕然とした。
「暫くは病院で様子を診ましょう、退院後は気長に療養とリハビリを続けましょう」
大川はそう言って部屋から和子を見送った。


 益男は下半身麻痺と重い言語障害の後遺症を残したそして、二歳の孫と夫の面倒はまだ若いとはいえ和子には大きな負担となっていた。
「義母さん、無理はしないでください、僕で出来ることは何でもしますから」
良治の優しい言葉は和子にとって何よりうれしかった。

 ある日突然の院長の大川から電話がかかった。
「ご主人の御容態はいかがですか」
和子はこんな土曜の日に大川からの電話に驚いた、時々益男を連れてリハビリには通っていたが院長じきじきにである。
「ありがとうございます、先生にはなにかとお世話になりまして恐縮しております」
和子は低調に電話の前でお辞儀をした。
「篠原さん来週の土曜の午後はお時間ございますか、御主人の介護認定の事で御相談をと思いまして」
和子は制度のことはよく分からないが院長からという事で即座に返事をした。
パート勤めを辞め、夫からの失業保険と良治の稼ぎでほそぼそと暮らすことになった今、少しでも介護の負担を減らしたかったのである。
 一週間はあっという間に過ぎた、過労からか少し気分が優れなかったが昼食を済ませた和子は良治に祥子を任せて身支度をしていると大川から再び電話を受けた。
それは病院の裏手から上がって院長室へとの連絡である。
個人病院で人目もあると大川が考えていることなど和子は知る由も無い。
言われたとおり裏口の非常口から二階に上がった。
土曜日のせいかしんみりと静まり返り二階に上がる靴の音が廊下に響いた。
院長室の前に立つとドアをノックした。
「ごめんください篠原です」
「どうぞ」大川の声がした。
「失礼します」
和子は一礼をすると部屋に入った。
「どうかなされました、少し顔色が悪いようですが」
大川は和子の顔を見るなりそう言った。
「ええ、少し寒気がしまして風邪でもひいたんですかね」
「丁度いい私が診ましょうか」
大川はロッカーの戸を開けると白衣を取り出して着替え椅子に腰掛けた。
和子は脱衣をどうしようか迷っていると大川は言った。
「篠原さんそこのテーブルにでも」
最初大川は和子の目元を手で引き下げて診ると聴診器を耳にかけた。
薄いセーターにEカップのバストが膨らんでいる、和子はまずセーターを脱いで下のシャツのボタンを外して脱いだそしてブラジャーを恥ずかしそうに外すと大川の前に腰掛けた。
 和子のEカップのバストが大川の目の前に曝された、普段患者の乳房を見ることは珍しくないが特別な感情があった、それは益男に付き添う和子を初めて見てからの事である。
ぽっちゃりとした容姿に漂うフェロモンと男好きと思わせる流し目と厚い唇に妻には無い魅力を感じたのである。
 介護認定などというのは和子を呼び寄せる口実なのであった。
聴診器を当てながらよからぬ事が頭を考えていたのである。
「いい形ですね・・」
大川が聴診器を耳から外した時だった、乳房を両手で触診するような動作をして顔を胸に寄せた時である。
「先生何をなさるのですか・・」
乳首に大川の唇が触れたときであった。
「いけません先生・・・やめてください」
「和子さん僕はあなたが好きです・・・許してください」
「いけません・・・ぁぁ」








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