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Purple woman
【二次創作 官能小説】

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Purple memory-5

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―――ジェクトがルールーと初めて顔を合わせたのは今から3年前、


大陸及びビサイド島の合同チームで活動している中、世界を巻き込んだ戦乱が漸く収まろうとしていた時だった。



その時ビサイド島でチームの合宿が行われ、
ジェクトも何回目かになる島への来訪の際、

他ならぬワッカから“現在付き合っている島一番の美人”として紹介されたのである。



(どんな男も最初は同じような反応をするのだろうが)ワッカや若い選手達より半回りは年上にして経験豊富なジェクトでさえ、

ルールーの風貌を間近にした時、思わず息を飲み目を見開いてしまったのだった。




ただ顔立ちは大人びていて女性の大人としての成熟ぶりを示している。
年齢としては年増・・・いやいや、ラグナと同年代かやや年下といったところだろう。
口許は閉じられてはいるものの、唇は紫がかっていて妖しさ十分。はたから見ていても吸い付きたくなるような柔らかい肉付きである。

目をやや下にずらせば、砂浜を思わせるような白い肌とバランスのとれた肢体。
そのバランスの中で乳房だけはやや豊かさを持つ膨らみで、この世の男ならば必ず目をやってしまう代物だろう。

両手を頭の後ろに回し、
右足を折り曲げて膝をあげている。

それだけでも官能的な情景なのに、その官能をより高めているのは彼女の身に付けている水着だろう。


薄い紫色の生地を使った ワンピースタイプ。





大人の魅力をより一層引き立たせるものだった。

長い黒髪を頭の後ろで綺麗にまとめあげ、独特の形状をした櫛やかんざしで飾っている。
両耳と首にはそれぞれ小さな真珠のイヤリングとネックレスがつけられていた。
顔にはうっすら化粧を施し、
唇にはより濃いめの紫の口紅が塗られている。


くっきりとしたラインを浮き立たせるドレスも、水着同様紫一色の生地だが、太もも付近と胸元には切れ込みが入れられていて、

彼女の白い胸と太ももが歩く度にチラチラと見えるのが刺激的ではある。




男と付き合うのはワッカで2人目。

最初の彼氏とは戦争によって死に別れ、
その後ルールーに一目惚れしたワッカのアタックに押し負ける形で付き合うようになったとか。



他のチームのメンバーはやんやとワッカとルールーを冷やかし年相応の羨望の眼差しを向けていた。

だがジェクトはルールーの妖しいまでの美貌に目を離せなかったのは事実だが、
ワッカと同年代のメンバーのように冷やかしを口にすることもなく、
淡々とした表情を保ったまま彼等に接していたのである。


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