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訪問調教リメイク版
【SM 官能小説】

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餌食-3

「うん、わかったわ。ママにはまだ内緒にしとくね」
話の全てを聞き役に徹したことに恵美は親近感を抱いたのか、会って間もない滝山にくだけた口調で答えた。家の前まで送ってやるとまるで友達に別れを告げるように滝山に笑顔で手を振って我が家に駆け込んでいった。

恵美がダンススクールに通うのは週2回、火曜日と金曜日だった。前回火曜日に恵美を家まで送って行った後、盗撮ビデオを仕掛けた公園に戻り回収した後、既に編集も終えていた。
金曜日にそのビデオを持って滝山はレッスンを終えて出てくる恵美を待ち受けていた。ダンススクールは盛況のようで若い人たちがひっきりなしに出入りしていた。ただの肥満解消に通うようなレベルのスクールではなく、何らかの目的のために本格的にダンスを習う人の教室のようだった。
恵美が教室から弾むように出てきた。どの娘達も美しく若さに満ちていたが、その中でも恵美はより輝いて見えた。黒いタイツに短パンでピッタリしたトレーナーを着て、締まった足の長さと胸の大きさが強調されるような服装だった。雅恵が体の線を隠そうとするのに対し、娘の恵美は強調して見せるのを好むようだ。
「あら、滝山さん。今日も私に何かお話?」
リスが小首をかしげるような仕草で恵美は、車から声をかけた滝山に駆け寄ってきた。
「君にちょっと見てもらいたい物があってね。車に乗ってくれるかい?」
疑いもなく助手席に乗った恵美に滝山はビデオカメラを出して再生画像を見せた。
画像には若いと見られる女がトイレの個室らしきところに慌ただしく入ってくるところから始まっていた。和式のトイレに屈む時に恵美の顔がはっきりと映っていた。下着を下げて屈んだ臀部の間から勢いよく放尿がはじまり、しぶきがあがっている。何台かのビデオで撮影されたものを一つに編集されたものらしくカットごとにピントのズレが生じていた。
だが服装や顔の輪郭から恵美の姿にまちがいはなかった。その破廉恥な映像を見せられた恵美は恥じらいと滝山に対する恐怖に無言で固まってしまった。
「そういうモノは高く売れるそうだね。ましてや人気グラビアアイドルでは値段は跳ね上がるだろう」
「――そういうこと……。それが目的だったの」
「いや違う。君さえ俺の言う事を聞いてくれれば売りはしない」
「何! 目的は何!」
恐怖が解け激しい怒りがむき出しになり大きな目がつり上がっている。
「君の素敵な身体を抱いてみたい。俺のモノになってもらいたい」
今まで異性と深く付き合ったことも無く過ごしてきた恵美にとって滝山の申し出は衝撃的なものだった。言い寄ってくる男性は山ほどいるが、いきなり身体を要求してくるような野卑な男など会ったことすらなかった。
「なんで私があなたのモノにならなきゃならないの。冗談じゃないわ」
「それでは仕方がない。それなりの好事家に売りつけるしかない」
「いくら出せばいいの。いくら出せば買い取らせてくれるの!」
「金じゃない。君の身体、いや心までもがほしい」
「冗談じゃないわ! 絶対にイヤ!」
「それではこのビデオをまず君の所属する事務所に送り、その後の反応如何では好事家に送りつけようか」
真っ赤な顔をして恵美は小さく震えながら答えた。
「解ったわ。私の身体が目的なのね。好きにすればいいわ」
その答えに滝山は無言でこみ上げる笑いを押し殺しながら車を発進させた。




場末のうらぶれた安ホテルに連れ込んだ滝山は、凍りついたまま立ち尽くす恵美を置き去りにしてさっさとシャワーを浴びてバスタオルを腰に巻いて部屋に戻ってきた。若い初物の牝の餌食を前に既に股間は雄叫びをあげんばかりに反り返っている。不自然に腰のバスタオルを持ち上げて飛びかからんばかりだった。
顔をそむけて立ち尽くす恵美は、シャワーを浴びるという行為さえ思いつかないほど頑なに滝山を拒んでいた。ベッドに座って滝山はじっくりと恵美を観察していた。母親ほどではないが、くびれから張り出した臀部と大きな乳房が、若い脂ののった健康な女の色気をこれでもかと見せつけている。今からこの身体を思いっきり嬲れると思うだけで透明な先走り汁がフツフツと湧きだし、その垂涎で肉の傘を濡らしている。
「ブラとショーツだけになれ」
滝山の命令を受けても恵美は腕を胸の前で交差させて唇をかみしめて固まったままでいた。
「明るい未来を潰したくないだろ」
意を決したように恵美が滝山を真っ直ぐ見ながら言った。
「滝山さん。恵美の……、恵美の処女を奪うのが目的なんでしょ。でも心は奪われないわ。滝山さんに処女を捧げるけど、これっきりでおしまいにしてね」
「ああ恵美の処女をもらったら後は関わりはしない」
「約束よ」
良家の娘らしく恵美も雅恵と同じく、人を疑うことを知らなかった。滝山の悪魔の心など知る由もなく服を脱ぎ始めた。トレーナーを交差した手で上に持ち上げるようにして脱いでゆくと、乳白色のブラが現れ始めた。そのまじかに見る量感は今までみたどの女のものより大きく重たげに突き出している。肌の美しさは若さの特権といわんばかりに光り輝いていた。
ジーンズの短パンを脱ぎ、黒いタイツを剥いでゆくと括れたウエストから緩やかな膨らみをもったヒップへと続き、そこから伸びる光沢を放ったスラリとした美脚がモデルという選ばれた人種だと再確認できる。
白いショーツには小さなリボンがあしらわれていた。胸元とショーツを手で隠して恵美は顔を赤くしたまま下を向いていた。
滝山は書店で手に入れた恵美の写真集を取り出した。“衝撃の少女”と題されたその写真集には恵美が挑発的なポーズで人気を博した作品だった。滝山は黒いビキニ姿の恵美が胸を寄せて半開きの口をしているページを開いて言った。


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