姉妹と雷と鬼と-8
「おいおい、泣くなよ…」
雷太はオロオロとし始めた
「酷いです…アタシ達は鬼にお母さまを喰われて悲しんでいるのに…突き放すなんて…」
衝撃の発言に雷太も流石に心が傷んだ
「分かったよ…居るよ…今日だけだぞ…」
雷太がそう言うと泣いていたのが嘘だったかのようにパァッと表情を明るくした
「おいおい、嘘泣きじゃねぇだろうな…」
「本当だよ…お母さんが鬼に喰われたのも本当…」
小雪は表情を暗くした
鬼退治【鬼畜 官能小説】
