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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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スパイラル-15

10

仰向けの竹中に向かい合う形で跨った冴子と理緒が官能の渦にまかれている。冴子は貫かれたペニスから突き上げられ、自らも旺盛に欲情を吸い上げるように擦りつけるようにして腰を揺すりあげている。
理緒は濡れそぼったバギナを縦横無尽に走り抜ける舌先だけで身体自体が蕩けるような感覚を味わっていた。時々隙をつくようにクリトリスに歯先を当てられ吸引されると一気に頂点までのぼりつめた。
「あっ! パパっ! 何しているの! そこは! そんな汚いとこ、舐めちゃ、イヤ!」
理緒の尻を竹中の大きな手が割広げて、樹液が流れ滴り濡れたアヌスに舌を当てている。
「イヤだってば! ねぇ、そこはダメよ!」
思わず腰を浮かせて逃れようとするのを竹中がしっかりと腰を押えて阻止している。そのまま無言で触手のように尖らせた舌先でアヌスに捩じ込まんばかりにカリカリと窄まりをほじっている。
「いやああああっ! そこは、いやああああああ!」
いくらあがいても竹中の口から延びた触手が、恥辱の排泄器官をあきらめずに入りこもうと蠢いている。そのおぞましい感覚が男性の顔に跨りすべてを曝け出していることを再認識させられる。屈辱の姿を強いられ、局部を晒し口腔で賞味される恥辱感と、目の前で両手を頭の後ろで縛められて悶える冴子を見せつけられ、歪んだ欲情に身体が燃えあがってゆく。
理緒は叫びそうになる声を抑えようと冴子の唇で塞ぐように口を合わせた。間髪を入れずに冴子の舌が口腔に入り込み、再び激しく求め合う。理緒は舌を絡め合っている相手が冴子と認識しながらも疑似セックスしている感覚に陥っていた。下から舐めているのも目前で抱き合っているのも冴子のように認識して貪るように激しく抱擁した。
顔面に跨ったまま逝き疲れてグッタリした理緒は、力尽きたように身体を丸めたまま横たわってしまった。冴子は竹中に身体を支えられて虚ろな目をしながらも未だに官能の波に漂っている。
「流石だな、冴子。お前の貪欲な性は、並大抵ではないな。お前に留めを刺すためには一つの穴では足りないようだ」
その言葉を聞いて今まで淫責を耐え抜いてきた冴子が眉間に皺をよせながら、腰を揺すりあげながら呟いた。
「ああああ……。ご主人様……。冴子は、もう限界です。これ以上は出来ません……」
体力の限界まで追い上げられた冴子は自然と竹中を、ご主人様と呼ぶことができた。ディルドで散々逝かされ、ペニスで串刺しにされて理緒に上半身を責められた身体には、もう微塵も体力が残っているはずもなかった。
竹中の差すもう一つの穴が何であるのか悟った冴子はその悪巧みを何としてでも阻止しなければならなかった。未だに貫かれたまま僅かに反応している身体をそれ以上に波立たせないように息を整えて身構えた。
「限界だと? どれ、俺が見極めてやる」
竹中が冴子の乳房の麓を手で支えて腰を大きくうねりだした。今までの直線的な動きにくわえて、ペニスを中心に円を描くように回している。ベッドに深く腰を沈みこませて浅い挿入で連打すると、今までの単調な刺激に馴れていた蜜壺が新たなツボを刺激されて大きな波となって跳ね返ってくる。
「くうぅっ!」
思わず喜悦を漏らせてしまったあと冴子は、悟られまいと顔をそむけたまま固く口を結んだ。コリコリとエラを張った亀頭部がバギナの入口付近を捲りあげながら時々ズンッと奥を突き上げると思わず悲鳴にも似た声が洩れ出てしまう。
せり上がった竹中の腰に持ち上げられると奥まで入ったギチギチのペニスに全ての粘膜が擦りあげられ、総毛だつ感覚を我慢している冴子は真っ赤な泣き顔のようになっていた。
「ほら冴子、まだまだ逝きたいだろ。我慢せずに啼いてみろ、ほれ」
高く持ち上げられた身体がいきなり沈み込み、それを打ち返すように竹中の腰が打ち当てられた。
「くぅわああっ!」
肉を打つ音が鳴り響いた。
「どうだ、冴子。まだまだ逝けるだろうが!」
冴子は泣き顔を引き攣らせてイヤイヤをするように顔を左右に振った。
「逃げられない身体で強情をはるヤツだな。ふふふっ」
竹中の腰がベッドに沈み込み、確かめるように単発的に打擲し始めた。その打撃が当たるたびに鞭に打たれたように、冴子の短い悲鳴があがる。ツンと上を向いた乳房の頂点のシコリを竹中の指が摘まみ上げた。それを合図に速射砲のような連打の嵐が冴子をおそった。
「くわああああああああっ! 赦して! もう赦して下さい、ご主人様!」
「まだまだ逝けるだろうが! 淫乱女め! 冴子の身体は底なしです、と言ってみろ」
「つうううううわあああああっ! 逝くうううううぅっ!」
「逝く前にいってみろ。冴子の身体は底なしです、だ!」
「だめえええええっ! 逝っちゃううううぅ!」
冴子の脱力した身体が竹中に被さった。だが竹中の追及の淫責が止まることがなかった。冴子の腰をムンズと掴むとベッドから腰を浮かせるようにしながら再び連打の嵐をみまった。竹中の身体の上でイモムシのようになった冴子が下からの突き上げに、いいように突き回されている。掴んだ冴子の腰を手でスライドするように激しくシェイクすると、相乗効果で突き上げるペニスが衝突したバギナから体液を振り飛ばさんばかりの勢いで打ち込まれていった。
「いやああああああっ! お願い! 赦してっ! 云う、云います! 冴子は、くうぅっ! 底なしです! だから、あっ! ひいいいいいっ!」
竹中の身体の上で上体を反らせたまま激しい痙攣にみまわれたまま、冴子は動かなくなった。


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