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サディスティック・スパイラル
【SM 官能小説】

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コックリング-20

奴隷のネットリとした舌使いに女王の冴子はすぐに蕩けだし、尖った気持ちが揺らぐ。だが、権威を崩さず冴子は重くなる腰を俊介の顔面に擦りつけながら前後に動かした。
頭をもたげた亀頭から沁みだしている精の残り汁を親指で擦りつけるようにグリグリと押し付けているとペニスが漲りを戻してきた。
女王も甘い鼻声をもらしながら牡の証を口腔で楽しみだした。だが優しい舌使いだけではなく、お仕置きとしての当て歯を忘れなかった。
「いっ! 痛い! あっ! 噛まないで、噛まないでください……」
「ふふふっ、だめ。お仕置きよ。私の許可なく逝った罰」
勃起した亀頭部表面の感度が高くなっている薄い皮に、まとわりつく柔らかな舌の感覚に浸ろうとする奴隷の悦楽に、峻厳の牙が女王によってもたらされ突き刺さる。交互に繰り返される飴と鞭が奴隷に落された俊介の心を揺さぶり脳に、その痛みすら快感として植え付けられていった。
「あぅっ! いたっ! ご、ごめんなさい……、冴子様、赦して下さい!」
「ふふふっ! そう赦しをこうのよ! ほら、もっと舌を使って! あああっ! そう、そこよ! あっ! もっと、もっとよぉっ!」
潤んだ瞳でパンパンに腫れたペニスにザリザリと前歯のヤスリをかけていった。


18

潮を噴かされた理緒は子供のようにべそをかいていた。自分の股間から透明な体液が噴出するのを見て、大の大人が人前で小便をもらしてしまったような心境だった。それと同時に下半身からせり上がってくる、今までに感じたことのない淫らな気持ちに支配されていた。
理緒の惚けた表情を見て竹中は嗤いながら足を両脇に抱え込んだ。
「ほうら、パパのおチンチンを入れてやるぞ」
ボウっとしたまま理緒はされるがままに、竹中に身体をまかせた。もう抵抗する気力がなくなり、淫靡な霧につつまれて横たわっていた。くびれた腰からダイナミックに広がる下腹部の膨らみと、むっちりと肥えた腿を広げると肉厚の唇が艶やかな輝きをもって迎えている。その唇に竹中のツチノコのように広がったペニスを当てがうと、歓迎するように合わせ目を開いて迎え入れてゆく。
「うわあああ……。入ってくるぅ」
「身体と同じにムッチリしたオマンコだな」
亀頭部の括れを入れると陰唇の締り具合を確かめるようにスコスコと出し入れをした。
「肉の柔らかな締りが最高だな。汁の粘度もローションなみだ。理緒の身体は見た目と同じスケベにできているらしいな」
「うっ、うっ、うっ、ううううんん!」
「ほう、先っちょだけでも感じているのか」
「くうううっ……、あっ! ひいいいいいいっ!」
速度を速めながら先端だけでピストンをくりかえして竹中は理緒をあおる。そのまま腰を沈めて先程まで歯ブラシを当てていたGスポットめがけて角度を調整すると、理緒の上半身がサッと朱に染まっていった。
「うわああああああっ! またそこがぁっ! もう擦らなで!」
「ほお、理緒はGスポットが好きになったみたいだな。よし、パパのおチンチンでいっぱい突いてやるぞ! うはははははっ!」
開発されたばかりのGスポットが肉棒の傘の部分で強く擦られると先程の無機質な振動とは別な刺激が伝わってくる。ピンポイントの刺激とは違う、より広範囲にわたる大きなエネルギーが押し寄せてきた。
「んぐんぐううううううっ……。ひいいいいいっ!」
たちまち追い詰められた理緒は縛められた手首に力をいれて肘を張って身体を反らせ始めた。
「ここをグリグリされるのがいいだろ」
「うわあああああっ! やめてえええええっ!」
「徹底的に擦りあげてやる」
ベッドの反動を使って浅い挿入でピストンすると、Gスポットに、すっかり味をしめた身体が意思とは正反対に悦びを噴きこぼしてゆく。
「くわああああああああっ! ひいいいいい! いいいいいいいっ!」
その律動に酔ってゆく理緒をさらに追い立てるように角度をつけて擦り上げて、グリグリと当たる先端部で更なる悦楽へと導く。
顔まで真っ赤に染めた理緒が身体を反らせて豊満な胸が突き上げると、ユサユサと揺れ動いている。
「ふふふっ! 谷よりパパのおチンチンのほうが気持ちいいだろ、どうだ?」
「くふううううっ! 俊介君の、俊介君のほうがっ! いっ! いい!」
「ほう、そうかぁ。じゃあ、これでどうだぁ、あん?」
浅い挿入のピストンをピタリと止めて、狙いつけるようにズブズブと奥へ進行させると、理緒の顔がそれに合わせて押されるようにベッドマットに沈み込むようにのけ反る。がっちりと掴んだ腰に恥骨が当たるまで押し入れると、食いしばった口元が驚きの口に変わっていった。
「くはああああああああっ! ぐっ! ぬうああああああ……」
「うん? どうだ、谷のほうがまだいいか? どうだぁ?」
竹中は、そのまま動かずにジッと理緒の喘ぐ様子を嗤いながら観察している。杭を根元まで打ち込こまれた生贄は驚き動けずにいる。だが、ようやく息を整
えるとあらためて凶暴な肉棒の恐怖を感じているようだ。愛しい谷との優劣を問われ、当然谷に軍配を上げたものの突き立てられた淫獣のペニスに劣情の咽び泣きを漏らしてしまう。
 「くううっ……。ひいい……。くっ! いいいい……」
その様子を確認した竹中は嗤いながら腰を回すようにして理緒の股間を捏ねだした。
「どうした? ほれ、気持ちいいのか? あん?」
「うっ……。うううっ……、くううううううっ……」
泣きだしそうな顔で顔を左右に振るが竹中のこね回す動きがゆるむはずもなかった。身体を固くして竹中に哀願の瞳をむけるが、理緒の痴態を引きだそうと、うねり続けている。
「ああああっ! くううううぅっ……」
「うん? どうだ? 気持ちいいか、うん?」
竹中は捏ねまわす範囲を広げて腰を擦りつけることによってクリトリスをも巻き込む。


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