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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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里美 第8話-1

              里美第8話

「明日かぁ。。。やだなぁ」
毎月一回、義父母を家に呼んで一緒に食事をする儀式が明日に迫っていた。

教員一家に生まれ、自身も義父と結婚し体調を崩した先年まで教職にいた義母は、何事にも硬過ぎるくらいに硬く、普通の家庭で奔放に育ててもらった里美とは水と油で混ざり合うことなど絶対になかった。

義母にとっては何気ない言葉でも、里美達からするとその何気ない言葉が胸を貫くどころか、とどめを刺すくらいの威力を持っていた。
そんな義母の言葉や態度で里美が泣きそうになっていても、旦那は母親の肩をもつばかり。

たまに夫に訴えても「ガマンしてくれよ」の一声だけ。
ただ義父だけは、居たたまれず台所へ逃げた里美の所へ、ビールをとりにきたフリをしては優しい言葉を一声そっとかけてくれたりした。

「お義父さんも大変だったんだろうなぁ」
里美に優しい声をかけて、ビール片手に背中を丸めて居間へ帰って行く義父を見送りながら、里美はふと思う事が多々あった。

義父とのいろいろな事があってからは、時に義父は義母に向かって言葉に出して里美を援護してくれる様になった…のだが。
義母はかえってそれが気に食わなくなったみたいで、前にも増して里美に辛く当たるようになった。

その日が今週末に迫ると、里美はその一週間は義母につけいられないように月曜から隅々まで掃除し、料理の献立などにも義母の好きなものを中心に心を配る。
だからその地獄の一週間が過ぎると、里美は身も心もクタクタに疲れて、寝込んでしまう程だった。

その日が来て、義父母は揃って昼過ぎにやってきた。
義母はさっそく家中を見て回る、そんな義母の様子に義父は悟られない様に、里美の方に向かって苦笑しながら『ごめん』と言う様に両手をそっと合わせると目を閉じてちょこっと頭を下げた。

(ありがとう、お義父さん)
里美もホッとした笑顔を義父に向けて、ちょこんと頭を下げた。

「専業主婦さんはいいわねぇ、家の事さえやってればいいんだから」
家の中をくまなく見て回った義母が、あまりの完璧さに不満げな様子で言った。

「あら、菜園始めたの?」

義母はそう言うと庭の方へと下りて行った。
庭の片隅に義父と一緒に今年から始めた家庭菜園がある。

家の中ばかりに気がいって、義父も来なかったから菜園は雑草が生え始めていた。
それを見た義母は嬉々として下りて行ったのだ。

(あっ!。。。。。すっかり忘れてた)
2畳ほどの菜園を挟んで義父母は向かい合って草取りを始めた。

「すみません、草取りなんてしていただいて…」
キッチンで夕飯の下準備をすませて、里美も庭へ下りて義母の隣で草むしりを始めた。

隣の里美を見もしないで、義母は家庭菜園のウンチクやら、里美にちくりちくりと小言をぶつぶつ言いながら草をむしり続けている。
そんな義母の隣で、まるで針のむしろに座らされている様な気持ちになってしまう。


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