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ルームメイト
【その他 官能小説】

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ルームメイト-4

深いため息をはぁぁぁ…とまた一つついて、俺は更にドッと疲れた。
「あのねぇ、一緒に入るってどーゆーことかわかってんの?俺は兄貴じゃないんだっつの」
「分かってる!でも私だけ特別扱いっていうのはやっぱりやだ!」
「特別扱いじゃねーよ、もー分かった。とにかく入ってこい」
「やだ!二人で入れば時間も削減できるもん!私、離れて入るし!」
こいつ本気かよ…
さすがに俺も焦ってきた。見ず知らずの女と風呂に入るなんて、俺には考えられん。
「ちょ、ちょっと待て。俺は海パンなんて持ってねーぞ」
「あたしだって水着ないもん…」
再び沈黙。
でもこうしている時間はない。
こうなったら・・・・・
「おっ、おい!何見てもキャーだのイヤーだの言うなよ!」
「わ、私の裸も、あんまりジロジロ見ないでよね!」
こうして俺とアキラは・・・二人一緒に風呂に入ることになってしまった。

「俺が先に湯船に入ってりゃいいのか?」
「うん、私、脱ぐの遅いから…あ、9時3分前になったら目覚まし時計がなるようにしとくね」
「おぉ。あ、俺シャンプーとか実家からまだ届いてないんだけど」
「お風呂に私のがあるから、それ使って」
「わかった。じゃ…」
「うん、後でいく…」
そう言って、脱衣所のアコーディオンカーテンをジャーッと閉めた。
風呂は部屋ごとだけど、脱衣所ってこのカーテンで仕切るだけじゃん。
シャワーも一応あるけど、とにかく湯船も風呂場も小さい!
こんな広さじゃアキラとピッタリくっつくことになる…
俺はもうどーにでもなれ!と、真っ裸になりジャポンと湯船につかった。
あ〜もう俺、のぼせるかも…
いらぬ期待と不安が混じり、俺のムスコはすでに反応してる。
と、ジャーッと音がして「私、入るね」とアキラが言った。
途端に俺は、もの凄くドキドキし始め、鼻血が出そうなほどになった。
半透明のガラスの向こうで、アキラが服を脱いでいるのがわかる。
もう俺のムスコはバッキバキだ。
こんなんアキラに見られたらシャレになんねぇ!
焦る自分の気持ちとは裏腹に、ムスコがおさまってくれるわけがない。
ふと、俺は大事なことに気がついた。
「アキラ!電気消して入ってもいーからな!」
自分の痴態を隠すために、わざと提案してみる。
「だっ、だめなの!私、暗いのがだめなの…」
はぁ!?じゃこんな明るいとこでマジでマッパかよ!
そう思っているうちに風呂の戸が開いて、アキラが入ってきた。
細く白い肌、その体に似合わないほど大きな胸は…谷間以外はバスタオルで隠されていた。
あぁ…そういうことね。
ちょっとホッとして、ちょっとがっかりした俺。
「キャー!!マコト、本当に何にも隠してないじゃない!!」
アキラが悲鳴をあげてそっぽを向く。
とうとう俺のネッシーを見られてしまったわけね。
はいはい、と、俺はもう開き直るしかない。
「俺だって勃起くらいするっつの」
「そんなこと真顔で言わないでよ!」
「いーから入れよ。恥ずかしいだろ」
真っ赤な顔をしたアキラは、チラチラと俺のムスコを見ては「やだぁ〜」と半べそをかき、それでもゆっくり湯船に入ってきた。
湯船は正方形の形をしていて、大人二人が入るにはかなり狭い。
アキラは俺の脚の間に背を向けて沈むようなかたちになり、徐々にくっついてきた。


―――――あぁやべぇ、もうギンギンだ・・・


とうとうアキラは肩まで湯船につかった。
アキラが沈んで、お湯がザバーンとこぼれる。
湯気がたちこめる風呂の中で、二人とも緊張していて会話がない。
アキラが巻いているバスタオルは湯船の中でウヨウヨと揺らめき、もう少しで背中から下が見えそうだ。
俺はアキラのうなじビームと谷間チラリズムに限界だった。
「あー…俺、体洗うわ」
もう限界、と湯船を出ようとしたその時。

バチン!

と、あたりは真っ暗に。
「キャーやだやだやだぁ〜!!!!」
アキラが俺にしがみついてきた。
アキラはクルッと振り向いて俺にしがみついてきて、しかも…
しかもあのでかい胸を、俺の顔に押し付けていた。
「も〜やだぁ〜!!!!こわい〜!!!」


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