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恥辱の檻
【SM 官能小説】

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エステシャン-4

うっ、うっ、うううっ!

嗚咽とも喘ぎともつかない、声が洩れていた。
手首を高く吊られた女が、乗馬の鞍に裸で揺られている姿は、とてつもなくエロティックに見える。
自身の動きではないにせよ、細いウエストから張り出た尻をしゃくりあげる姿は、扇情的であった。

「おお、いいぞ。もとっと、腰を振らせてやるぞ」
政男がコントローラーを操作した。

マシンの動きが速くなり、香の腰が男のペニスを求めるように這いずり回る。手首が吊られていることで、落馬して逃れることも赦されず、ひたすらバイブの捻じ込みを受けざるをえない。

ぬうっ!ああっ!

必死に湧き上がる悦楽を耐えていたのか、その堤防が決壊したかのように、高い声が、あがりはじめた。

「おらおら、もっと鳴け!お高くとまったレズビアンめが。機械に責められて往くがいいわ」
政男がコントローラーを再び操作した。

あの忌まわしい車輪が、切れ込みの先端に現れた。
回転したまま、香のバギナに向かって進行する。
香はその悪戯の車輪が近付いていることに気がつかず、揺れに身をまかせ悪い淫夢に漂っている。
車輪が香の陰に隠れて見えなくなった瞬間に、電流が走ったように体が反り返った。

あああっ!

車輪が抜けた後も体がビクビクと痙攣を残していた。

「どうだ、香。シリコンのぷにょぷにょイボの味は!どうやら、効果絶大のようだな」

戻ってきた車輪が再びバギナに潜り込んだ。
擦り付けられるタイヤ面に取り付けられた柔らかなイボがクリトリスを優しく弾く。

いやあああっ!

一定の間隔をおいて無情理にやってくる車輪の襲撃に、香は堪らず悲鳴をあげた。

「波状攻撃から、集中攻撃に変更だ。覚悟しろ香!」
悪ガキが、子猫を虐めるような表情で政男がコントローラーを操作した。

自分の股ぐらに迫ってくる小さな車輪を、香の瞳が捉えていた。

いやっ、いやっ、たすけてっぇ!

一旦バギナの手前で止まった車輪がゆっくりと進行してゆく。

ぬうあああっ!

車輪の往復が止まらない。
香が悲鳴をあげ、渾身の力を振り絞って、体を浮かせた。吊られた腕を引きあげ、鞍を腿で挟んで腰を引きあげ、車輪から逃れようとした。

「ふっふっふっ、そうはさせるか」
政男がローションを香の鋏みつけている鞍にふりかけた。
ぬるぬると滑る鞍に、それでも必死に腿を鋏みつける香。

「どう、どう。そうら、落ちつけ」
政男が、更に腰を浮かせようともがく香の腰を、後ろからムンズと掴んで鞍に押し付けた。
政男の指が香の白い腰に食い込んでいる。
香の股間を覗き込んだ政男が唇を舐めまわして笑った。

「おうおう、すげぇや。こっちはすっかり熟れきっているじゃないか。嬉しそうにすっかり咥え込んで涎たらしているじゃないか」

香はすでに、口を開けたまま舌を出して、痙攣していた。




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