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訪問調教
【SM 官能小説】

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みみかき-1

苦しさに目が覚めた。
 だが、目を覚ましたことを後悔させられた。

 「どう、最高きもちいいでしょ」

 男がみゆきの顔を覗き込んで云った。
 その言葉を聞き終わらないうちに、淫靡な気分と淫欲が押し寄せてきた。

 「あああああっ、いっ! いいっ!」 縛り付けられた体がうねっている。
 
 みゆきのバギナには伸縮自在のバイブが打ちこまれていた。
 吊られた乳首、バイブを突っ込まれたアヌス。それに新たに、拡げられたままのバギナにもバイブが追加されたのだ。

 「こんなにいやらしい姿なんてめったに拝めるもんじゃあ ありません」

 腰のバンドに止められた紐でバイブは固定されていた。
 蠢き続けるバイブは決して、女が逃げることを許さなかった。
 
 男が小さな棒を取り出した。
耳かきであった。柄の部分が若干太くなっている。

「これはあたしが知り合いの玩具屋に作らせたの。耳かきバイブ。クリトリス専用のバイブなの。ふふふっ。お前のようにクリトリスが敏感な女ほど、効き目が表れるスグレ物なの。実際、昔、敏感な女をこれで責めていたら……。おっと、余計なことを云うとこだったわい。しっしっしっ。さて、さて、とりかかるとするか」

大きく拡げられたままの肉花は、粘液で美しく光っていた。その姿は南国の妖艶な花を思わせた。その花のど真ん中にバイブが突きたてたれている。
 無理やり拡げられた肉襞に引っ張られ、磔状態のクリトリスは、完全に勃っている。
 男が耳かきバイブのスイッチを入れた。
 振動するのが目にはみえないが、高音から察するに非常に細かな振動なのだろう。
 
 耳かき部分をクリトリスに慎重に近づける。
 まるで歯医者が患者に接するように、屈曲された股ぐらに顔を近づけている。
  
 「ぬうああああああああうっ!」
 
 「ぬはははっ!耳かきバイブをたっぷり味わうがよい!」

 男がクリトリスを耳かきで掻き揚げている。みみかきの小さな反り返ったヘラ部分で根元から薄皮を剥ぐように撫で上げている。

 「優しく、優さぁ〜しく、掻きむしってやるぞぉ、ひっひっひっ!」

 「ゆるしてっ! ゆるしてくださいっ!」

剥きだしにされた艶やかなクリトリスが男の操るみみかきで丁寧に掻き上げられてゆく。

 「ほれ、ほれ、こんなにクリクリじゃあっ!」逃げ場のないクリトリスは男の施しを受けざるを得ない……!

 男は極度の興奮から 笑い顔をゆがめ、口を舌でさかんに舐めまわしている。

 「根元から てっ辺まで、ひっ、ひっ、こうして優しく。ほぉ〜れ、ほぉ〜れ!」
 
 「ぬああああああうっ! しんじゃあうぅっ!」
 
 「そうじゃ、極度の快感は苦痛と隣り合わせじゃ。その境を往ったり来たりさせるのが、テクニックじゃあ! どうじゃ、あたしの奴隷となるか!」 男の手が“治療”を行なっている。
 
 「はあうっ!はあうっ!」 みゆきは動けない腰を激しく振り始めた。男が手首から先しか動かしていないのに、みゆきの動きの激しさの対比が異常に見える。

 「ほらほら、腰が動きはじめちゃいましたねぇ。はやく答えないと本当に……」

 やわらかな小粒が耳かきにいたぶられている。粘液にまみれながら、必死に耐えている。

 「奴隷になりますかぁ、あん?」

 興奮しながらも落ち着いた手の動きに、みゆきは狂ったように身体をのた打ち回らせていた。顔を苦しげに左右に振りながら涎を飛ばしている。

 「なる! なる! なるうっ! うぐっ! いぐっううぅ!」 みゆきは白目を剥き、舌を長くのばして失神してしまった。



 男が、ベンチの上に屈曲にされたままの姿のみゆきの上で激しく腰を振っていた。バイブはすべて外されていた。
 みゆきの中の男のペニスが猛り狂っている。
 身長がさほど高くない男がベンチに寝ているみゆきの尻を抱えると、丁度よい高さになった。
 さんざん玩具責めにあい、すっかり淫獄に引きずり込まれた体は、生身の男のペニスを愛おしく感じていた。
 
 男の手が乳房を搾り上げ、飛び出した乳首を親指でぐりぐりと押しつぶしている。 その乱暴な扱いにすら、高いエクスタシーを感じてしまう。
 
 (もっと搾り上げてっ! 手の跡がつくほどっ!)

 男が腰を回しながら肉壺をこねくり回している。さんざんかき混ぜて、体重をかけて尻を叩きつぶさんばかりの勢いで打ちつける。

 (ひしゃげさせてぇっ! つぶしてっ! もっと! ああああああっ!)



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