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246
【青春 恋愛小説】

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17-7

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凜子と入れ替わりでシャワーをそそくさと浴びる。


凜子は恥ずかしそうな顔をしながらバスローブ姿で出てきた。

艶かしく首にまとわり付く濡れた髪がいやらしい。


何度かは妄想したことのあるシチュエーションだが、いざ目の前にすると何も言えない。

一瞬「綺麗だね」と言いそうになったが、どう考えても気持ち悪いのでやめた。


鉄弥は、眼前に立つ見慣れた見慣れない女の子に見とれつつも見ていられず、逃げるように中座気味にバスルームに入った。


つくづく、元達がうらやましいと思った。

それに比べて今の自分。

自分で望んだ上で誰とも交際はしてこなかったが、こういう時にもっと自分に経験値があればよかったのにと思う。


凜子には今日一日だけでも相当情けない姿をみせてしまった。

手は引かれてばかりだし、どこもいいところが無い。


ここは男らしく。一発。どっしりと。硬派に。


(一切の手は出さずに寝よう。疲れたし)


お揃いのバスローブに着替えて部屋に戻ると、やはりある程度覚悟はしていたが鉄弥の硬派宣言は跡形も無く消し飛ぶ。


ベッドの上でいわゆる女の子座りをしている凜子。

艶っぽい太ももや綺麗な鎖骨から目線が外せない。

この人は本当に凜子なんでしょうかと、つくづく疑ってしまうほどに可愛い。


「なんか.....変な感じするね...」


頬を赤らめてはにかんだ凜子。

先ほどの酒が原因か、それとも違うのか。

鉄弥はあまり目を合わせず、そうだねとだけ答えた。


冷蔵庫を開けると、ビールはあと一本しかない。

他にはチューハイが数本。


迷わずビールを手に取り、煙草に火を着ける。

凜子は最初に開けたオレンジジュースを飲んでいた。


自分だけまたビールを飲みだすのも気が引ける。

凜子に聞くともう少しだけ飲みたいかも、とのことなので鉄弥はグラスを探した。



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