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同級生 石崎佑香
【制服 官能小説】

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美姉の羽化・-1

 ・・・美姉の芳香・・・

後の連続強姦魔、千章流行(せんしょうりゅうこう)少年時代の憧れの存在であり欲望の原点であった石崎佑香。
その佑香も15歳に成長し、千章少年との秘密の取引から3年の月日が経とうとしていた。

1986年 初夏

石崎佑香 ○○第一高校1年生。
県内有数の進学校に入学した佑香からは、以前の様に突出した学力を持つイメージは薄れていた。
代わりに可愛らしい少女から、美しい少女へとその魅力は変わりつつあった。
その少女然とした美しさはアロマの様に芳香(かお)り立ち、本人が望まなくとも自然と人目を惹きよせてしまう。
そして時に狂わせてもしまう・・・

それはより身近な存在のはずの異性、「弟」でさえ例外ではなかった。
佑香にはひとつ年下の弟がいた。
名は、敬(うやま)う人(ひと)と書いて敬人(けいと)と言う。
英国人の女性の様な響きの名前に、石崎敬人は幼少期より人知れずストレスを感じ常に男らしくあろうと努力してきた。
それ故その才能とエネルギーの矛先は、姉とは違った運動面に注がれ小学生低学年から始めた柔道にその非凡な才能を伸ばし開花させていった。

中学3年生になるとその体幹は大人に近く、身長体重はもとより下半身に息づく肉茎と性欲は成人そのものとなる。
そんな石崎敬人(いしざきけいと)の性欲が、一番身近な女(おんな)である実姉佑香(ゆか)に向き始めてしまったのは敬人が中学1年生の夏の日の事であった。

土曜の午後の昼下がり・・・
学校から敬人が帰ると、姉の佑香がエアコンの効いたリビングでうたた寝をしていた。
白いソファーにもたれ掛り気持ち良さそうに寝ている姉の寝顔は、弟の目から見ても可愛らしく魅力的に感じた。

そして水色のワンピースの裾元の乱れが敬人の視界に入る。
寝返りでもうった時に起きたのか、ワンピースの裾元がひどく捲れて姉の太腿が露わになっている。
見る位置を少し変えると太腿の付け根に位置するパンティーが覗けそうな状態である。

敬人の鼓動が高鳴る・・・
同時に下腹部に息づく物が脈打つ・・・

敬人は幼少期より、姉の佑香が好きであった。
優しく可愛らしく、頭の良い自慢の姉。
幼少期の姉弟には、良くありがちな事である。
通常それは、互いの成長に伴い自然と薄れて行くものでもある。
しかし敬人のそれは、特別であった。

周囲を気にして表面的には抑えていたが、内に秘める佑香への想いは成長するにつれ募るばかりであった。
それは重度のシスターコンプレックスすら通り越して、異常な物へ変質していった。


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