魔法のズボン-4
「もう終わりなの？ よくわかんなかった。映画じゃすごく長くやっていたよ」
うわーーぁ、俺恐ろしくなって来た。
長いキスすると、キスで終わらなくなるだろう！
「でもキスしたがってるよ。太郎さん。
太郎さんのしたいようにしてもらわなきゃ、アリサいつまでも帰られないんだよ」
そういうシステムになってるのか、この魔法のズボンは。
「そうなの。
アリサの夢は美容師さんになることだけど、今はそれよりも強い夢なんだよ。
太郎さんの思い通りにしてあげなきゃ、夢は果たされない？ そんな感じだよ」
な……なんて悪い魔法なんだ。この魔法キャンセルできないのか。
「できないよ。だから早くアリサの魔法を終わらせて」
できない。駄目だ。駄目だ。もう俺は何もしないぞ。
「あっ、どうして草の上に寝そべるの？
そうか、自分ですれば犯罪だからアリサにしてもらいたいんだね。
ずるいぞ。ずるいぞ」
あっ、く……口を被せて来た。長いキスをしようって言うんだな。
あっ、ぎこちないけど、あのお姉さんのキスみたいに濡れた小さい唇で滑らせるようにしている。
そ……そうか。俺の心の中の記憶を読みとって真似事をしてるんだ。
今度は小さい舌をチョロチョロと絡ませて来る。うふふ……くすぐったい。
げげ……俺が反応してる。ああ、ズボンの前が痛い。
あれれアリサちゃん、何をする積りだ。
チ……チャックを開けて、俺のあれを引っ張り出した。
「すごいね。こんなに大きくなってる。
オシッコしてたときはポッキーくらいだったのに。
今は太くて骨が入ってる。だからボッキーって言うんだね」
言わない、言わない。それに骨は入ってません。アリサちゃん、やめよう。
汚いから。オシッコした後消毒してないから。
あれ、あれ？ なにやってんの？
アリサちゃんの長い睫毛をパチクリパチクリさせて、先っちょを刺激してんの？
そんなリクエスト俺がしてるんだ？ 俺って変態！
あっ、いよいよ口に入れようとしてるね？
汚いよ、汚いから。
「うん、だからこうやって」
うわーー、ツバをかけてる。それを指で伸ばして洗ってる。
浴衣の袖で拭いたの？ あっ、先っぽが温かくなった。口に入れたのか？
良く見えない。見えるのはアリサちゃんの後ろ向きのお尻だけ。
げげ……アリサちゃん、裾めくったままだよ。
お尻の穴と割れ目が見えてる。これってサービス？
まるでオシッコするときのスタイルみたいにしゃがんでるから丸見えだよ。
スジマンだから小陰唇が見えないな。ぎょっ、ゆ……指で開いて見せたよ。
俺の心の声が聞こえるんだ。あっ、舌を使ってあそこを舐め始めた。
うわーぁぁ、チョロチョロ小鳥のようについばんでるみたいでくすぐったい。
あっ、無理して小さな口で頬張ろうとしている。
アリサちゃん、割れ目はもう良いよ。手が疲れるだろう？
あっ、今度は根本を両手で握って振動を与えながら竿を半分口に入れたぞ。
それ苦しいだろう。きっと涙目になってるはずだよ。
ああ、俺ってこんなことに感じてるから悪い奴。
子どもにこんなことさせてはいけないんだ。
だけどさせないと魔法から解放させてあげられないし。
そうだ。俺が心の底からもっと違うことを望めば良いんだ。
そうだ。俺はアリサちゃんに優しくハグされたい。もうそれだけで良い。
俺はハグだけで良い！ 俺は心の底からアリサちゃんとハグ！
……アリサちゃんが頬張るのをやめて俺に被さって来たぞ。
そうだそうだ。そうやって上に被さってハグ……えっ、何やってるんだ？
「太郎さんのズボンのチャックが痛いから、ズボン下げるね。
ついでにパンツも」
えっ……えっ……アリサちゃん、ハグだよ。ハグって服着てするもんだよ。
あっ、何しようとしてるの？
アリサちゃん、前を擦りつけているね。
鼻でふんふん息をして俺のペニスにどこを擦りつけているんだ？
あっ、クリトリス？ なんかお豆というか米粒みたいのが当たってるね。
それクリちゃんだよね。可愛いね。って、俺駄目だろう。そんなこと望んだら。
えっ、これならアリサちゃんも気持ち良いって？
俺がアリサちゃんにも気持ちの良い方法を望んだのか？
俺って良い人なのか悪い人なのか分からない… って、やっぱり悪いだろうっ！
「アリサ、感じて来たよ。おつゆが出てきたもの」
な……何？ 俺の手を掴んで割れ目に持って行った。
うわ、指先が割れ目に触ってる。
た……たしかに湿ってる。濡れてるほどじゃないけど。
あっ、さらに中に突っ込ませた。うわっ、ぬるっとしたぞ。
濡れてる、濡れてる。わかったから、もう……えっ、今度はなんだ？
浴衣の脇の下の隙間から手を入れさせたぞ。
ち……乳首を触らせている。あっ、こりこりしてる。
「ほら、アリサの乳首固くなったよ」
うんうんわかった。
それにその周りのオッパイも少し膨らんでるし柔らかくて触り心地が良いね。
って、駄目だ。こんなことしちゃ。未成年に対する猥褻行為だぁぁ！