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美しき姦婦たち
【その他 官能小説】

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聖なる淫水(1)-2

 陽子の実家は福島県のいわき市にある。真希子は現在そこに子供とともに両親と同居している。居候といった方が当たっているだろうか。それは坂崎が陽子と結婚した頃に遡る。

 真希子は大学を卒業するとすぐに結婚した。その時すでに妊娠していたからだ。半年後に生まれたのが長女の美緒で、いま十八歳。その二年後に彩香が生まれた。順調に見えたが翌年離婚して子供二人を連れて実家に戻った。坂崎が結婚したのはその頃である。

 坂崎がいわきを訪れたのは年に二、三回ほどで、たいてい一、二泊するだけだったが、美緒と彩香は彼になついて、行くところ行くところに付いてきた。
「父親の存在が欲しいんじゃないかしら」
陽子がまとわりつく二人を見つめながら言ったことがある。彼も不憫に思って余計に可愛がったものだ。ちなみに妻の家は女系で、義母は四人姉妹の長女、義父は養子である。また、その頃存命であった祖父も養子である。男気の少ない家なので、なおのこと坂崎の存在が子供ながらに新鮮に感じたのかもしれない。

 夜も一緒に寝るといってきかないことがよくあった。先に布団にもぐり込んでいて彼が寝る頃には二人ともぐっすり寝入っている。
 風呂にも時々入った。真希子が入れようとしても、
「伯父ちゃんと入る」と言ってテレビの前から動かない。
「じゃあ、伯父さんと入ろう」
「うん。入る入る」
彼の一言で言うことを利くのだった。
 いつだったか、風呂から出た美緒がみんなのいるところで、
「伯父ちゃんのオチンチン、大きいよ」と言ったことがある。一同は大爆笑だったが、その夜、陽子が手を伸ばしてきていたずらっぽく睨みながら言った。
「あたし以外の女に見せちゃだめよ」
そして眠っている美緒と彩香を越えて彼に重なってきた。下着はすでに脱いでいて、秘部は蜜壺となっていた。

 跨ったまま腰をくねらせて自ら納めると、陽子は、
「あふぅ……」
息を吐いて蛙泳ぎのように動き始めた。洩れる声を呑み、ときおりペニスを確かめるごとく上体を反らせて締めつけてきた。たっぷりの蜜にまみれたペニスがぬるぬると膣中を泳ぐ。
「あなた……」
倒れかかってきて耳元で囁いた。隣室には真希子が寝ている。
 抑制が却って快感を増幅したものか、陽子は間もなく唇を重ねてきて熱い吐息とともに極まった。坂崎が後を追って噴き上げるとふたたび合わせるように反応した。

 美緒にしても彩香にしてもその頃の姿が鮮明に浮かぶのは陽子が体調を崩してからはあまり訪れていないからだ。
(二人とも高校生か……)
月日の流れの中で溌剌と若い肉体が育っていく一方、消えていく命もある。坂崎は世の無常を想った。


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