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曝される
【熟女/人妻 官能小説】

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計画実行-1

千里には友人の紹介で付き合いだして5年になる佐藤弘という彼氏がいた、弘は千里と同じ歳で38歳、お互いにバツイチという事もあり深い関係になるまで時間はかからなかった。
 付き合いだした当初こそ弘は肉付きのいい千里の身体を満足させてくれたものの最近ではほとんどイった事もなく弘が眠ってしまった後、自分で慰めるしかなかった。 
 そんな弘の独りよがりのSEXも結婚には踏みきれないひとつの要員だった。
 
 千里は体型維持も兼ねて仕事帰りにスポーツジムに通っているのだが そのおかげで鍛えられた肉体と白い肌は千里を更に際立たせていた。
 
 週末の今日は朝から真夏のような日差しだったが、千里はひとりでショッピングために駅前のデパートに来ていた。お目当ての洋服などを購入し駅前の喫茶店で涼んでいるとサングラスをかけた若い男性に声をかけられた。
 
 「これから予定は?」

千里は少し驚いて男性の顔を見上げると男性はサングラスを外し

 「僕ですよ。」
そう言ってニッコリ笑ってみせた。

会社の後輩の鈴木真一だった、この日は会社でのスーツ姿と違い派手なプリントのシャツと細身のジーンズ姿でサングラスをしていた事もあって真一だとは気づかなかった。

 「どうしたの? びっくりしたわ」

 「今日は修理に出していた車、取りに行ってたんですよ。」
 「もし、よかったら この後、ドライブでもしませんか?」

千里は特に予定もなかったのと相手が会社の後輩だという事で軽く返事をした。

 「いいわよ、どこ行くの?」

 「うれしいな、憧れの千里さんとドライブ出来るなんて 友人の経営するイタリアンレストランあるんで行きませんか?」

 「わかったわ、おだてたって何も出ないわよ」

そう言って真一の黒のワンボックスの助手席に座った。

 「車に女の人乗せたら彼女に叱られない?」

 「彼女ですか?そんな相手、もう、2年もいませんよ」?

 「千里さんの方こそ男とドライブして彼氏に何も言われないんですか?」

 「どうでも、いいのよ。あんな奴」

そう小さな声で呟いた。

 真一は千里より5歳年下の33歳で今日も偶然を装っているが全て以前から計画を練っていた事だった。千里が男と上手くいっていない事なども全て把握していた。

 車はビジネス街の真新しいタワーマンションの駐車場に入っていった。

 「えっ? 鈴木君、どこにいくの?」

 真一は千里の質問に答えずに車を停め

 「こっちですよ。」

 エレベーターに案内し最上階の54階についた。 

 ドアの鍵を開け中に入ると窓からは街を一望出来る素晴らしい景色が広がっていた。

 千里が外の景色に見とれていると真一はいきなり後ろ側にまわり手錠をかけた。
 
 「嫌っ 何するの? 外して!」

 千里は咄嗟に大きな声をあげたが真一の笑い声がするだけで誰も助けに来るはずもなかった。

 「鈴木君、こんな事してただで済むと思ってんの?」


 「僕はあなたの事がずっと以前から好きなんです、あなたへの愛情は募る一方で僕はその気持ちが抑えられなくなり どうしてもあなたを手に入れたくなった。」

 「そんな・・・勝手な理由で私をこんな事をするの? これは犯罪よ!」

 「うるさい! あなたが悪いんだ!」

 「どうして? 私があなたに何かした?」

 「あなたが 深夜、男と歩いているのを見たんだ、僕は男の素性を全て調べあげた。自宅、仕事、出身地そしてどれくらいのペースで会っているのか、今、あなたとの関係が上手くいってないことや それに他に別の女がいる事もわかった。」

 「嘘! そんな・・・」

 千里は弘に別の女がいることなど知らなかった、真一の言っている事が真実だとは思えなかった。

 「ほらっ」

 そう言って出されたものは弘が千里より若い女に腰に手をまわし写っている旅先での写真だった。それに弘の左腕には千里が誕生日に贈った腕時計が写っていた。
 女性は確かに若いが小太りで決して美人とは言えなかった。

 それを見て何も言えずにいると真一は

 「少しは信じてもらえたかな? 女は名前が美優と言って20歳の短大生だ、父親はかなりの資産家で週に2〜3日は女が赤いイタリアのスポーツカーで男を迎えに行きそのままホテル街に消えて行くよ。
 そうとわかったら僕たちも楽しもうじゃないか? 僕はこんなに千里を愛してるんだ、女は愛されてる男と結ばれた方がイイに決まってる。」
 
 そう捲し立てると真一はドアの鍵をかけ千里を解いた。

 「この場所は気に入ってくれたかい?大好きな千里に痛い思いはさせたくないんだ、これから二人の生活がここで始まるんだ 少しづつ僕を好きになってくれればいいよ。それと携帯電話を出してください」

 

 

 
 
 

 

 

 


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