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命令チップzero
【SF 官能小説】

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思念波は電波より強し-1

学内に貼られた石田を探す紙も色あせてきた頃、
ワンピースにジーパンを履いて少し痩せた石田がトボトボと夜の町中を歩いていた。
私は思念波だけで石田を操っている。
やがて大きな公園にたどりつき、目立たないベンチに座らせると、
五分もしないうちに、怖そうな人達が石田の周りに集まってきて、お決まりのセリフを言う、
男たちは無反応な石田の腕をつかみ連れて、停めてあるワンボックスカーに乗せて行ってしまった。
「石田、いままでありがとう」過ぎ去る車に頭を下げた。

石田のお陰で研究は飛躍的に伸びた。
まずは意識が飛ぶ様にする、でないと本人の意思があり感情が絡み合うと壊れてしまうようだ。
感情や行動を階層化しリンクをはって個別信号を付ける。
タッチセンサー型の携帯から行動を選択すると電気信号が私の細胞に働きかけ、増幅された思念波を相手に送る様にした。
万人に通用するか、他の人を使って確かめる必要がある。

次のターゲットは楠木澪だ。
彼女は大学に通いながらモデルの仕事もしている、桁違いに美人でスタイルがいい。
専攻は違うので、私から接触するしかない。
私は必要のない資料の束を抱えて無駄に多い手荷物を持って学内を探した。
楠木を探すのは苦労しない美人すぎて目立つのだ。
案の定、廊下の向こうから楠木見えた。
ホットパンツに白のシャツの上に大きめの上着を羽織ってまっすぐこちらに向かって歩いてきた。
(いたー キター)
手前数メートに近づいた時にバランスを崩して資料をパラパラ落とし、雪崩のように崩れてしまった。
「わわ、やっちゃったよ」慌てて資料を拾いながら、黒い大きな箱が楠木の手前に転がる。
「大丈夫ですか?」髪の毛を掻きあげて、屈んで資料と箱をひろってくれた、
その仕草も美しいし、いい匂いもした。
「あ、すまないね」
黒い箱を受け取ると同時に楠木にナンバリングした受信するウイルスが伝染り、私に楠木用の送信ウイルスが感染した。
立って資料を渡す楠木は170センチあるので見上げてしまう。
「ありがとう」
さらりと横を通り魅惑的に揺れる後ろ姿をみて、そそり立つ自分のをカバンで抑えた。
「一ヶ月後にあれが私のものになる」
私は嬉しくて、仕事帰りに楠木がのっている女性のファッション誌を買いあさった。

それから毎日、楠木の姿が目に止まり、早く動かしたい衝動が止まらない。
「こんなんだったら石田をもっと後で開放すればよかったよ」
教授室から下を見ると楠木がベンチに座って本を読んでいた。
「まだ2週間しかたっていないけど、我慢の限界だ」
リモコンを手に取り、自分に向けて楠木ボタンを押す。
見ると、本を見て動かいから意識が飛んでいるか、分からない。
「これでどうだ」ボタンを押すと、ベンチに座っていた楠木が本を落として立ち上がった。
「やった、動いた」
私は急いで部屋から出て階下の楠木が見える位置にいき、
スイッチと思念波を使って地面の本を取ってカバンをもたせた。

かなりぎこちないけど石田の解析データ通り、楠木も動くことが分かった。
楠木を歩かせて建物に入り、階段を登って私の部屋に入れる。
私は静かにドアを締めて、カギをかけた。
「楠木? 聞こえてるか?」
呼びかけながら正面にたって見上げると、楠木は無表情で前を見ている。
「胸揉ませてよ」目の前にある両胸を鷲掴みして揉んでみた。
「柔らかいねー」接触率で命令するわけではないので楠木はただ正面を見ている。
「次はここだよ」
細くて長い足を開いて立たせると、ホットパンツの股の部分から指を入れると暖かく湿っていた。
「触っちゃった、でも時間ないから脱いでもらうよ」
ホットパンツの硬いボタンを外して下ろすと高価そうな下着を履いていた。
下着姿が美しすぎてエロく見えないので、すぐ脱がした。
陰毛は小さく三角形にそられていて長さも短く刈っている
「モデルは剃らないとダメなんだね」
毛で隠れていない性器は子供のように縦に割れている。
「楠木も興奮してきたでしょ」性欲のスイッチを押すと、
クールで美人の楠木の目が潤んで、鼻息が荒くなってきた。
「スゲー 楠木が興奮してる」
途端に愛液で濡れて豆も大きくなり、
いじって指を入れた途端「はぁ〜んん」と喘ぎだした。
私も急いでズボンを脱いで、楠木を床に寝かせて挿入した。
楠木は「はああぁ」とかなり大きな声を出したので、慌てて口にキスをして蓋をする。
口の中でもあえいでいる。
舌を絡めてながら、下半身では熱い楠木の中を味わった。
口を離し顔を見ると人形のように美しい顔が恥ずかしげもなく快楽を感じている。
今、腰を打ち付けてる相手が目の前の美人だと思っただけでイキそうになり、
腰を早めてから、お腹に出してしまった。

「すごく 良いよ」精子を拭いてあげる。
さすがにベンチに戻さなきゃならないけど、その前に
雑誌写ってる、腕を頭の上に置いて、カバンを前に垂らし口を少し開けて喜んでいる表情をさせた。
雑誌と違うのは下半身に何も履いていないことだけだ。
携帯のカメラで撮影してから、急いでズボンを履かせて、ベンチに戻した。
上から見て、解除ポタンを押す。

ベンチの楠木はハッと前を向いて気が付いたかと思うと、
周りを気にしながら本で隠して自分の股に指を入れてる。
ヌルヌルの指を見て匂いを嗅ぐと困った顔になり、そそくさとカバンを持って行ってしまった。


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