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【青春 恋愛小説】

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8-1

同日の昼休み、食堂にいた元の携帯に知らない番号から着信があった。




「もしもし」

「もしもし、私△△△病院で上茂絢さんのカウンセリングを担当している樋口と申します。上茂元様の携帯電話でよろしいでしょうか?」

「あ...はい!」




一緒に昼食を取っていた鉄弥と暁生に、口の動きで「びょういん」と伝えた。
二人も食事の手を止めて元の携帯を注視した。




「はい.........はい。はい。.........それは、いつから?あ、はい.....よかった.....はい、分かりました。はい。失礼します」




携帯を置いた元の顔は笑顔だった。

そこから伝わったのだろう。鉄弥と暁生も笑顔だ。




あ「もしかして...」

は「あぁ。明日から、面会出来るって」

て「マジか!!やったな!!」

あ「よかった...」

は「明日はとりあえず俺一人で行くよ。様子見て、てっちゃん達も来てやって」

て「当たり前じゃん!真紀も喜ぶな!」

あ「まっちゃんにも会いに行けるし、いい兆しだね」

は「あとはあのガキ共だけだな...」

あ「取り合えずやることは決まってるし、早ければ今日の夜にも済むね」

て「....呑気にメシ食ってる場合か?さっさとバックレて先ずはまっちゃんとこ行こうぜ」

は「よし。あ、ちょっと美帆に連絡するわ。先教室行ってて」

あ「うん。げんちゃんの荷物も持ってくからそのまま正門で」

は「あざーす」




履歴から探す指先は軽快に動いた。





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