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【青春 恋愛小説】

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7-6

あ「........あっ」

て「どした」

あ「ゲンちゃんにあいつらの携帯預けたじゃん?」

は「あっ」

あ「今ある?」

は「あぁ。電池パックは外してるけど」




元は自分の鞄を開けた。
中には、ジップロックに入れておいた二人分の携帯が入っていた。

暁生は周りに気付かれないように、ごく自然に中を覗いた




あ「昨日はチラッとしか見なかったけど、やっぱりだ。これ、GPS
機能の付いてないガラケー。ラッキーだな」

は「............あぁ、そっか。これ使うなら紛失届けで遠隔で利用停止になる前に済ませねーと」

あ「そうだね。早い方がいいな」

て「何の話?」

あ「いや、簡単な話。SNSでさ、ラリッて自分のアカウントから流出させちゃった、みたいな。フォトショとかで適当に顔とネタをコラって、こいつら自身の端末とアカウントで投稿する、と」

て「あーなるほどね。でもFBとかやってないかもよ」

あ「こいつらの携帯で直接モバイル版からアカウント作っちゃえばいい」

て「GPSは?」

あ「サービスとかにもよるけど、携帯を紛失しても居場所が分かったりするじゃん。でもこいつらの携帯はこの機種だと対応してないはずだから、俺らが所持ってても場所が特定されない、と」

て「たまたま古い携帯でよかったってこと?」

あ「そうそう」

は「あっちゃんフォトショ持ってたよね」

あ「ばっちり」

は「決まりだな。まっちゃんの見舞い行ったらそのまま結構だ」

あ「善は急げだね」

て「ごめん.....やっぱ俺いまいち分かってねぇや.....」

は「とにかく、拉致ってボコして捨てる以上に俺ら自身もまだ安全ってこと」

あ「大事なとこは俺とげんちゃんでやるから、てっちゃんは寝ててもいいよ」

て「えーっ......」


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