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【青春 恋愛小説】

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3-3

「もしもーし!」

「あ、みーちゃん?おはよ」

「おはよう!」

「昨日は悪かったね。寝てた」

「ううん、気にしないで!鉄弥くんも一緒だったんでしょ?絢ちゃんに聞いたよー」

「あー....いたね、そんなやつ。てか、授業中だった?」

「ううん。今日は講義午後から」

「あ、ほんと」

「元ちゃんこそ、授業は?....もう始まってる時間だよ!」

「まぁ、遅刻?」

「ちゃんと行きなさいっ!」

「.....今からみーちゃんち、行こうかな」

「ダーメ!ちゃんと学校行きな?ね?終わってから遊ぼうよ」

「....うん」

「今日バイト無いでしょ?だから、学校の後にね?そうだなぁ...6時で!」

「うん。迎えに行くよ。いつもの正門のとこね」

「うん、ありがと。じゃ学校行くんだよ?また後でねー」

「うん。講義がんばってね」

「元ちゃんもね!ばいばーい!」

「うぃーっす」




欠伸をひとつ。
食器を台所に片付けて、水を掛ける。




「みーちゃん.....良い子だなぁ....」




咥えた煙草の煙に目を細めながら、元は呟いた。


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