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サノバ・ビッチ
【レイプ 官能小説】

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高橋との出会い-7



「ワシがあんたにここまで肩入れする理由───わかってるやろ?」

高橋がゆっくりと俺の背中に手を回した。
まるで俺の身体の輪郭を確かめるようにじわじわと背中を這う指先。


それは父が息子にするような愛情表現とは、少し違うような気がした。


「……高橋さん……」

なんとなく嫌な空気を感じて、それを振り払うように高橋のほうを見た。


「川瀬くん───ワシはあんたを気にいってる。あんたは実におもろい男や」」


いつもとは違う高橋の表情。

穏やかな笑みは浮かべているけれど、その目の奥にはなんとも言い難い鈍い光が宿っている。


怖い───。


本能的にそう感じた。


「あの……ビール、注ぎましょうか」

この場をとりあえず逃れようと曖昧な笑みを浮かべて視線をそらしたが、高橋は背中を撫で回していた手を首へ絡みつかせ、俺の身体をぐいと引き寄せた。

「ワシはな……あんたっちゅう男に興味があんねん」

「………興味……」

危ないかもしれない──と思った時にはもう遅かった。

俺の顔を両手で強く挟みながら、高橋が強引に唇を重ねてきた。

「……っ……んぐうっ」

頬に触れるざらっとした髭の感触。

アルコールとヤニ臭い息が鼻にふわっとかかり、俺は高橋に強く唇を吸われた。

女とは違う肉厚の舌が、俺の口をぬるっとこじ開けて中に侵入してくる。

「嫌だ」というより「何故」という気持ちのほうが強かった。

「や……やめ……」

必死で抗議しようとする口を更に深く塞がれ、大量の唾液と一緒に何かカプセルのような物を喉の奥へ流しこまれた。


ヤバイと思ったが、あっという間の出来事でどうすることも出来なかった。

「っ……ん……んんっ……」

逃げなければ。
拒絶しなければ。
俺は高橋に対してそういうものは望んでいない。

本当はもっと力が出るはずなのに、もはや信仰にも近い高橋への従属心と、「Tデパートへの転職」という魅力的なエサが俺をがんじがらめにして、その身体を突き飛ばすことが出来ない。

されるがままに舌を何度も吸われ、口の中を隅々まで舐め回された。

「ハァ……ハァ……ほんまは、ずっとあんたと……こうしたかったんや……」

猫なで声で囁きながら、高橋が俺のTシャツを捲り上げる。

「……っ……高橋さんっ……」

「あんたが他の女とヤるところを見て、いつも嫉妬してたんやで……ハァ……ハァ……」

高橋の指が俺の胸板を撫で回し、乳首に触れた瞬間、全身にゾワッと鳥肌が立ち、明確な嫌悪感が頭の中でバッと弾けて広がった。

「や……やめて下さい!」

大声で抵抗の言葉を口にしたが、それと同時に手足の感覚が麻酔を打った時のようにジーンと麻痺し始めた。


「……何を……飲ませたんです……」

ぼんやりとする感覚にムチ打ちながら、手を闇雲に振り回したが、すぐに高橋に払いのけられた。

「フフフ……ほんまはワシもあんなモンは使いたなかったけど、こんなふうに暴れられたら面倒やさかいな」

俺と一緒に女をいたぶる時と同じニヤニヤした表情。


今まで何度となく見てきた顔なのに、立場が変わるだけでそれがひどく恐ろしい物に感じられる。

「じきに効いてくるわ。堪忍しいや」

既に俺の手足は鉛を詰めたように重く、既にピクリとも動かすことは出来ない。

「やめろっ……やめてくれっ……」

かろうじて動く首を左右に振り、必死で訴えたが、無抵抗のままバンザイの姿勢を取らされ、露わになった脇を舐められた。

「あっ………あ………」

情けなく反応してしまう俺をあざ笑うように、高橋の舌は脇から乳首へと移動していく。

「いやらしい身体やな。ワシに舐められとうてビンビンに立っとるわ」

脇への愛撫に反応して否応なしに立ってしまったそれを、高橋の舌先が素早く捉えて小刻みに弾く。

脳天を貫くような快感が容赦無く俺を襲った。

「あっ……ううっ……」

思わず漏れてしまった甘い声に、今まで感じたことのないような激しい羞恥を覚える。

「ほれ……身体はもう感じとるがな。もうおとなしくしいや」

高橋は俺の反応を楽しむように、堅く充血した乳首を指先で弄りながら、今度はもう片方の乳首を舐め回し始めた。

「はぁっ……や……やめ……やめて下さい……嫌だっ……俺は……」

高橋とは何度も乱交のようなプレイをしてきたが、高橋にそういう趣味があることは全く知らなかったし、高橋がそういう目で自分を見ているなどと想像したこともなかった。

心から尊敬し、父親のように慕ってきた高橋の突然の変貌に俺は戸惑い、どうしていいかわからなくなっていた。

「川瀬くん。ワシはな……気にいった相手ならそれが男でも女でもかまへんねん。好きな相手はとことん可愛がるし、そいつの全部を手にいれたなんねん。せやから……ええやろ?川瀬くん……」

高橋の手が俺のベルトを緩める。

俺の身体はもう完全に動かなくなっていた。

されるがままジーパンをずらされ、下着を下ろされる。

黒々とした陰毛と、情けなくも半分勃ちかけた陰茎が露わになった。



「や……やめて下さいっ……高橋さ……うっ」

俺の懇願などには聞く耳をもたず、高橋は俺の勃ち上がりかけたペニスを素手で握ると、躊躇うことなくそこに顔を近づけてきた。

「……うっ……うぁっ……」

──まさか……フェラチオをする気なのか?


背筋がゾッと冷たくなり、全身に鳥肌が立った。



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