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12歳ひと夏の発育
【ロリ 官能小説】

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ほんのはじまりにすぎない-1

「よーし、おしまい! 今日はここまでにしようか」

チャイムが鳴って、顧問の先生がプールで泳いでいた水泳部の児童に大声で合図する。

地方の郊外にある小学校の屋外25mプールでは、夏休みの午前中に部活の練習が行われていた。

『よかった』

プールの端っこで得意の背泳ぎの練習をしていたゆうは、ホッと安堵の吐息を漏らす。

小6では大柄の163cmで70kgの体躯は男女あわせても一番目立つ。

キッツキツの競泳水着から水を滴らせて、出入り口から一番遠いプールサイドにあがり、みんなが次々シャワーを浴びるのを待つように、ゆっくりと歩き始める。

部活の練習があるのに腋の処理を忘れていたため、今日の練習はヒヤヒヤし通しだったのだ。

くっつき合うようにシャワーを浴びいていたみんながぞろぞろプールを出て校舎向かって行くのを確認して、シャワーのすみっ

こでキャップを脱いでシャワーを浴びる。

おかっぱが伸びたロングの髪がぱらりと肩に落ちる。

いかにもな田舎の垢抜けないデブ小学生だ。

「ゆうも行くでしょ?」

声をかけられてビクっと振り返ると、シャワーエリアの外で友達がバスタオルで髪を拭きながら話しかけてきた。

「あ、新しいハンバーガー出たんだっけ? あとシェイクも!」

身体とは似つかわしくない小学生らしい笑顔で、低くてちょこんとした鼻をピクピクさせながら、空腹の誘惑に反応する。

髪を拭く友達の腋の下はつるつるだ。

もちろん剃っているのではなくまだ生えていないのだ。

春の修学旅行の入浴で、その友達の陰毛はまだ生えていないのも確認していた。

ゆうはしっかりタオルでガードしていて自分のは見られまいとしていたが、他の女の子の身体をしっかりと観察していたのだ。

おっぱいはもちろんお尻や割れ目もちらちら見ていて、自分以外にも発毛してる子を見つけてはホッとしつつも、生え方や濃さを注意深く記憶していた。

もちろん、完全ガードしきれるわけはないので、ゆうの陰毛も他のクラスメイトに見られていた。

小5の生え始めは割れ目の上の方に産毛が色づいた程度の陰毛だったが、小6にもなると毛の生える面積が広くなってはっきりと陰毛だとわかるように。

もちろん大人の女性と比べたら全然少ない陰毛だが、太っているせいか他の子よりは毛の生えている面積が広いように感じる。

男子も女子もシャワーを浴び終えてプールサイドに誰もいなくなったのを確認して、ゆうは腋毛を気兼ねせずに身体にシャワーを浴びた。

まだ濃くもないのでよく見ないと生えかけの腋毛なぞ顔を近づけないとわからないのだが、恥ずかしがり屋のゆうは特に視線に敏感になっている。

シャワーの元栓を止めて最後にプールを後にしたゆうは、水泳部の更衣室がわりに使わせてもらっている校舎の1階の1年生の教室に入った。

すでに着替え終わっている子もいれば、まだバスタオルを巻いて着替え途中の子もいた。

5年生の子は大胆にもタオルを巻かずに素っ裸で着替えている。

男女分かれているので女子だけの教室だから無防備なのか、まだぺったんこのおっぱいとつるつるの割れ目を気にせずにタオルで身体を拭いていた。

自分もあんな風に素っ裸で着替えられたら良いなとうらやましく思いながら、水着を着たままバスタオルで身体を拭く。

そして無造作に競泳水着を窮屈そうに上半身だけ脱いだ。

「ぼいんぼいん」

すでに着替えが終わって椅子に腰掛けて下敷きであおいでいた同級生が、ゆうの露わになったおっぱいを見て羨ましそうに言った。

子供の頃から太っていたので、他の体型の子と違って昔からおっぱいがあった。

さらに二次成長で膨らみつつあるおっぱいだが、まだブラをしてはいなかった。

バスタオルでおっぱいや上半身を拭くと、ゆったりしたTシャツを頭から被ると、腰にバスタオルを巻いて水着を引っ張り下げて脱いだ。

巻いたバスタオルでお尻や割れ目を拭き、パンツを素早く履く。

おっぱいは平気でも、腋毛と陰毛は同級生でも見られるのは恥ずかしかった。

Tシャツとパンツで完全ガードされると、バスタオルを取って下敷きで風を送る。

「暑いわぁ。シェイク早く飲みたい」

太っているせいもあるが、お尻も大きくパンツもかなりピッタリ肌に張り付く。

ひと涼みしたらゆったり目のハーフパンツを履いて、バッグに脱いだ水着やバスタオルを詰め込みんだ。


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