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12歳ひと夏の発育
【ロリ 官能小説】

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ほんのはじまりにすぎない-2

 下級生は男女一緒になって帰って行くが、ゆうたち6年生は女子だけ固まってハンバーガーショップへと自転車を走らせる。

なんとなく男子との距離感ができたのは、一足早く迎える思春期の女子の習性なのかもしれない。

ハンバーガーショップでは期間限定のバーガーとシェイクを頼んで、テーブルで他愛もない話で盛り上がる。

ゆうは話は上の空で、今日のこの後のことを考えていた。

両親は共稼ぎなので、家に帰ってもお昼が用意されていない子だけでこうやってハンバーガーを食べに来るのはしょっちゅうだが、このあと午後からは家にまっすぐ帰ってもつまらなかった。

部活のない日は友達と市営プールに泳ぎに行くこともあるのだが、いつもは部活帰りにまっすぐ家に帰るところを、今日はこのまま一人で市営プールに行ってみようかと考えていた。

なぜ今日かっていうと、腋毛を剃り忘れていたから。

知っている一の誰もいない市営プールで、腋毛を気にせずに泳いでみたいと、ふと考えてみたのだ。

極端に恥ずかしがりのゆうだが、その反面激エロ娘でもあった。

もちろんオナニーもとっくに覚えていた。

だからこそ恥ずかしがりなのかもしれない。

オナニーのことが同級生にバレてしまいそうで。

「また泳ぐの? もう十分泳いだじゃん」

「うん、でもなんか今日は泳ぎたりなかったから」

適当に理由をつけてハンバーガーショップで友達と別れ、ちょっと離れた市民総合競技場へと自転車を走らせた。

総合競技場とはいっても、陸上トラックとその内側のサッカーコート、野球場と体育館と野外プールが固まってあるだけのだだっ広い場所なだけで、たいした設備もないのだが。

ここのプールは50mの直線と飛び込み台があるだけの古い施設で、100円で誰でも利用できた。

隣接する市民公園に遊技プールができてからは、夏休みでも子供達はほとんどいなくて、本当に泳ぎたい人だけが来る閑散としたプール。

学校のプールの倍の長さで、いちおう競技もできるようにプールサイドの両端に観覧用の席が階段状に数段あるだけだった。

100円払って女子更衣室に入ると誰もいない。

ちょっと残念に思いながら、さっき教室で着替えていた5年生の子をイメージしながら、おそるおそるTシャツとパンツを脱いで素っ裸になった。

壁にはロッカーが並び、中央に長机と長椅子が置いてあるだけの殺風景な更衣室で、ゆうは太った素っ裸を晒していた。

両腕をあげて覗き込んで、腋毛が生えかけているのを確認すると、妙に興奮してきた。

このあと水着に着替えてプールに入って、何人かの人に腋毛を見られると思うと、下腹部がじんと熱くなってくる。

そしてはっきりと陰毛が生えているとわかる股間を隠さずに、更衣室の中を1周2周ぶらぶらと歩いてみた。

一歩一歩わざと上下に身体を揺らすように歩くたび、子供のデブパイから発育して弾力を持つようになった思春期のおっぱいがプルプル揺れる。

歩きながらまだ未熟な自分の乳房とその下に見える下腹部にへばりついた陰毛を見つつ、更衣室を何周もしてしまった。

そして入り口近くにある大きな姿見に自分の裸を映してバンザイしてみた。

「すっげー」

肥えて大柄な小学校6年生の発育しかけの真っ裸が丸見えとなる。

競泳水着の跡だけ白く、後は日に焼けて健康そうな女子。

誰か来るかもしれないという警戒心はみじんもなくなり、左手でおっぱい、右手でおまんこをそっと触り始めた。

更衣室といういつもと違う場所でプールと外の運動場から聞こえる声を聞きながら、いつもやっている密かな楽しみの数倍の興奮が12歳の身体を支配する。

入り口に近づく女性の話し声に気づくのが一瞬遅かった。

2人の女性が更衣室に入ってきて、素っ裸のゆうに気づくと一瞬会話を止め、また話を続けながら更衣室の奥へと。

ゆうはくるりと鏡を背に長椅子に置いたバッグの中身をいじるふりをしてごまかす。

動転しつつも、プールの更衣室で素っ裸なのは別に変じゃないと自分自身に言い聞かせるように、脱いだTシャツやハーフパンツをたたんでロッカーに。

2人の女性は着替えながらもずっと笑いながら会話を続けてていたが、チラリチラリと素っ裸のゆうのことを見ていた。

あわてて水着を着ようとしていたのだが、さっきまで使っていて湿った競泳水着は、太った身体にまとわりついてなかなかうまく着られない。

バスタオルを使わずにゆうと同じく素っ裸になって着替え始めた女子高生らしい2人組は、一人はショートカットでどうやら水泳をやっているらしく逆三角形の鍛えた身体で競泳水着に。

もう一人はちょいヤンキーっぽい金髪ロングのグラマーで、ビキニの水着に着替えてさっさと脱衣場を後にした。

「びっくりしたぁ」

長椅子にへたり込んだゆうは、なんとかキッツキツの競泳水着を太った身体に押し込み、ちょっと躊躇したがシャワーを浴びておそるおそるプールサイドに出た。

さっきの女子高生2人は一泳ぎした後らしく、プールサイドにしゃがんで相変わらず話が止まらないようだった。

ちょっと身体をほぐしてから空いているレーンに入ると、軽く平泳ぎでウォームアップして、ターンした後に背泳ぎに変えてゆったりと泳ぐ。

小学校の25mプールに慣れているので、ここの競技用50mプールはちょっと勝手が違う。

しかも午前中にも泳いだばかりなので、1本軽く泳いだだけでかなりヘバってしまった。

金網に引っかけておいたバスタオルを手に、キャップを脱いで髪を拭きながらプールサイドをぶらぶらしてみる。


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