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ようこそ花咲女子寮へ
【ラブコメ 官能小説】

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世界中の誰よりもいちばん-5

「やっ…… そんなトコにっ んんっ…… あっ…… やぁっ……」
「痛く無いですか? って言うかむしろ気持ち良さそうですね?」
「なっ…… そ、そんな事っ あっ…… はぁっ…………」
「簡単に小指が見えなくなっちゃいましたよ?」
「う、嘘だっ………… そんなはずっ やっ…… う、動かしたらっ んっ……」

グリセリンの助けもあるからか、
美咲さんの時と比べてすんなりと指が中まで滑り込んでいく。
僕はその指を円を描くようにゆっくりと動かしながら、
少し、また少しとその穴を大きく拡げていった。

「んんっ…… か、和也っ………… ホントにもうっ…… んっ」
「止めちゃっていいんですか? そんなに感じてるのに?」
「か、感じてなどっ んっ…… はぁっ………… こんなトコでっ………… んんっ」
「ホントにプライドが高いですね………… でも今日はそのプライドを、
 粉々に砕いてあげますから期待しててください?」

いつになく高慢な態度で秋子さんを責める僕。
こう見えても言葉責めは、寮生の相手をしているウチに随分と慣れたものなのだ。

「プライドなんて別にっ んっ か、和也の前ではっ あっ…………」
「つもりが無くても出てしまうのがプライドじゃないですか?
 あ、むしろ僕が粉々にしたいのは秋子さんの自尊心かもしれませんね?」

他人に対して守るべき自分がプライドならば、
自尊心は自分に対して守るべき自分。
他人に弱みを見せまいとするプライドは愛するものの前では捨てられるが、
自分自身の尊厳を捨てるのはなかなかどうして、簡単に捨てられるものではない。

「そ、そんなにも私を………… んっ…… 辱めたいのか?」
「いえ、どちらかと言うと………… わからせたいんですよ…………」

秋子さんと僕の価値観は違う。
もちろん似通っているとは思うけれど、やっぱり同じなんて人間はいないと思う。
秋子さんが恥ずかしいと思う事を僕は恥ずかしいとは思わないかもしれないし、
秋子さんがこうあって欲しいと願う事を、僕はそうありたくないと願うかもしれない。

「やっ…… んっ………… だ、駄目っ はぁっ………… それ以上はっ……」
「それ以上しちゃうと………… どうなるんですか?」

僕の意地悪な質問に堅く口を閉ざす秋子さん。
おしりで感じてるなんてのはもちろん、イってしまうなんて屈辱、
絶対に認めたくは無いのだろう。


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