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ようこそ花咲女子寮へ
【ラブコメ 官能小説】

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世界中の誰よりもいちばん-21

「まずはひとつ目だ…………」
「ひ、ひとつ目って秋子さん? そもそもそれは何なん…… あっ…… んんっ」

ぬるりとした生暖かさに締め付けるようなこの感覚、
過去に経験した事があるような気もするが、いまひとつそれが何なのかわからない。
けれど、それがとても心地よい刺激な事だけは明らかなわけで、
思わず僕はその気持ち良さに酔いしれ黙り込んでしまっていた。

「ふふ、えらく気持ち良さそうだな?
 そうか…… 和也はこういうのが好きなのか…………」

おそらく僕を見て、秋子さんは不適な笑みを浮かべているに違い無い。
そう思うと何だか急に恥ずかしさが増してしまい、
つい顔を横に向けては見えない目線を逸らしてしまった。

「では次にふたつ目だ…………」

秋子さんがそう言うや、
僕の体からはひとつ目の何かが剥がされる感触を感じたかと思うと、
その感覚が失われる間もなく、またしても新たな感覚が僕の陰茎を激しく刺激した。

「くっ…… こ、これは?」

今度のはさっきよりわずかに冷たいようだが、けれど締め付けは半端無くキツイ。
何より絡みつくようなこのヌルヌル感は、
まるで秋子さんの中に入れてるような錯覚さえ憶えてしまう。

「あ、秋子さん? これって後で何だったのか教えてくれるんですよね?」

相変わらず僕の問いには黙ったままで、その答えを返してくれない秋子さん。
ただ、そんな事よりも僕の体は、驚くほど敏感に肉体的刺激を察知しているみたいで、
まるで脳内の血の気がすべてそこへと集中しているかの如く、
陰茎が痛いくらいに熱く充血しているような気がしてならなかった。

「次で最後だが、気持ちよければそのままイってもいいんだぞ?」

そんな秋子さんの言葉に無言で頷き返す僕。
別に秋子さんが返事をしてくれないからといって、
怒っているわけでも、拗ねているわけでもない。
体が…… 異常なほどに体が熱く火照って堪らないのだ。

「これが最後…… みっつ目だよ…………」

その瞬間、僕の陰茎は根元まで熱い何かにすっぽりと包み込まれたかと思うと、
まるで掃除機でも当てがわれたかのように、凄まじい吸引力で吸い上げられた。

「な、何ですかこれっ………… んっ…… すごい…… 吸い付くみたいにっ……」

僕は思わず声をあげると、きつく両手を握りしめ、
いまだ経験したことのないその刺激にすべての神経を集中させた。

きつく根元を絞るように収縮したかと思うと、
いきなり先端から吸い上げるような吸引力。
なによりその内部は驚くほどに熱くて、
まるで僕の体の火照りがすべてそこに吸い取られるような錯覚さえ起こった。


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