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ようこそ花咲女子寮へ
【ラブコメ 官能小説】

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私にも気持ちいいこと教えて下さい-26

「じゃぁ…… 僕が触って確認してみようかな?」
「だ、駄目ですっ!!! こ、こんな所触っちゃ…………」
「どうして? 色々教えて欲しいと言ったのは風音ちゃんでしょ?」
「そ、そうですけど………… 今は…… その…………」

恥ずかしそうに顔を赤らめ、突然僕に触れられるのを拒みはじめる風音。
もちろんその理由が何かなんて、僕にはとっくにわかっているのだけれど、
ここまで来たら最後まで教えないと、
かえって風音の欲求不満が募ってしまうのではないだろうか?

「今は………… どうなってるの?」
「ど、どうって…………」
「普段と何か違っている感じがするんでしょ?」
「…………は、はい」
「どう違ってるの?」
「し、下着が…… その………… ぬ、濡れて…………」
「うん? お漏らしでもしちゃったのかな?」
「ち、違っ…… そ、そんなんじゃありませんっ」

ぶんぶんと頭を振りながら僕の言葉を否定しながらも、
けれど、どう説明していいのかわからない様子の風音は、
そわそわと落ち着きなく太股を擦り合わせていた。

「風音ちゃんさ? 男性が性的に興奮すると性器が硬直するのは知ってるよね?」
「…………ぼ、勃起というヤツですか?」
「うん、同じように女性が性的に興奮すると………… どうなるか知ってる?」
「…………ち、膣内から分泌液が流れ出て………… ぬ、濡れるという現象が……」
「うんうん…… で? 風音ちゃんは今どうなってるんだっけ?」
「……………………今日の遠藤さん、とても意地悪です」

風音は顔を真っ赤にしたままそっぽを向いた。
なんだかんだで風音はわかっているのだ。
性的に興奮したり、性的な刺激を体に受けると、
乳首が立ち、膣内が濡れてくると言う紛れもない事実を。

「もちろん今までも濡れた事くらいはあったでしょ?」
「ど、どうでしょう? ホントに私…… 触った事無いから…………」
「でも触らずともわかるもんじゃない?」
「そりゃ…… な、なんとなくなら…………」
「でもどうしていいかわからず、そのまま放っておいたと?」
「そ、それはっ………… ちゃんと拭くくらいの事はしましたよ?」
「あはは、ほっとくと下着が汚れちゃうもんね」
「や、やだっ そんな事想像しないでくださいっ」

僕の言葉に恥ずかしがりながらも、少しずつ言葉を返してくる風音。
こんな質問に答えるなんて随分と恥ずかしいとは思うけれど、
本人にとっては今まで禁忌だった事だけに、
このタイミングを逃せばと言う気持ちもあるのだろう。


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