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【教師 官能小説】

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歪な愛し方-4

「知られたくないよなあ、雅? 可愛い教え子に、彼氏は高校時代の恩師で、不倫を続けてるなんてこと」


兄貴の言葉に驚いて、目を見開く。


思い出したのは、雅と一緒に職員室まで問題集を運んだあの日のこと。


偶然兄貴に出くわして、雅と楽しそうに話す姿を見て嫉妬して俯いていた俺に、教師を目指すきっかけになった話を聞かせてくれた。


やはり出来の良すぎる兄弟を持って、卑屈になっていた雅に「比べる必要がない」とか励ました教師がいたと。


そう言って目をキラキラさせていた雅の顔は今でも簡単に思い出せる。


雅の不倫相手は恐らくソイツで間違いないだろう。


行き場を失った右手がダラリと重力のままに落ちていく。そして、奥歯がギリッと鳴る。


そんな俺を見ながら兄貴はクスリと笑って目を細めた。


「そいつの側に居たい一心で教師を目指すなんて、健気だと思わねえ?」


兄貴はそう言って、人差し指でなぞるように雅の乳首をそっと転がす。


「あ、ああ……ん」


雅は自由のきかない身体を僅かに仰け反らした。


「……でもさ、オレそういう一途な女を見てると滅茶苦茶にしてやりたくなるんだよね」


「え……」


「多分、オレ少しおかしいのかも。女が嫌がれば嫌がるほど興奮すんだ。ほら、少し前に一緒にテレビ観ただろ? 悪者に捕まって嫌がる壬生柚香に男たちが襲いかかるヤツ」


口許だけを歪めて笑う兄貴にゾクリと鳥肌が立った。


「ああいうシーン、大好きなんだ。助けを求めても誰も来ない、絶望したような女の顔がすげえそそられるの」


「…………」


「縛られて、悪者に弄ばれて、気持ちイイのを必死でこらえてる女を犯すのが好きなんだ」


「ああっん……!」


兄貴はその人差し指をツーッと滑らせて、雅の身体の中心――シンボルに割り入れる。


「オレは、こういう形でしか誰かを愛せないのかもしれない。たぶん根っからのヒール気質なんだろうな」


「あっ、いやあっ……!」


「だから雅に彼氏がいても、弟の好きな人でも、何の罪悪感もなくこんなことができるんだよ」


割れ目に添って指を上下になぞられた雅は、縛られた脚を微かに震わせていた。


唇を白くなるまで噛んでいた雅のそれからは血がじわりと滲んでいる。


兄貴はそれを指でなぞって、ついた血を彼女の頬に拭うとクスクス笑った。


「でもさ、やっぱりこういうときにヒーローって現れるもんなんだな。よかったね、雅。ヒーローが助けに来てくれたぞ」


そう言って俺を見つめる兄貴は、まるで全てを見透かしたように、再び張りを取り戻した俺の脚の間をジッと見つめていた。


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