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『STRIKE!!』
【スポーツ 官能小説】

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『SWING UP!!』第14話-4


 ぐっちゅ、ぐちゅ、ぐちゅる、ぐっちゅ…

「んっ、ふっ、ンッ、あっ、あンっ、んんっ……!」
 律動に激しさが増してきた。突き上げる勢いの強さに比例して、桜子の挙げる甘い声も、そのボリュームを高めていく。
「桜子……桜子っ……」
 はぁ、はぁ、とあらぶる呼吸を繰り返しながら、大和は己の“宝刀”を振るい続けている。桜子の胎内が生み出す気持ち良さに、没頭している様子だ。
「あぅんっ、んんっ、あはぅっ、あっ、あっ、ああっ!」
 桜子の声にも、抑えがなくなってきた。
「き、きもちいいっ、あっ、な、なかがっ、あぅっ、き、きもちいいっ……!」
 “危ない日”は、生理的にも体が男の精を求めて止まない時でもある。桜子は、何時になく興奮している自分の胎内が、時期的にも敏感である事をわかっているので、自らも腰を左右に蠢かせて、大和の律動を強く煽っていた。
「ほしいのっ、も、もっと……あ、ああっ……なかに、もっとぉっ……!」
「ああ……桜子……あげるよ、たっぷり……!」

 ぐちゅぐちゅぐちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅるっ、ぐちゅぐちゅっ!

「ひあうっ、んんぅ、ひぅっ、んあっ、あうっ、んんぅぅっ!」
 大和の“宝刀”を振る腰の動きが、強く激しくなった。潤みきった接合部分が、摩擦によって高温を発し、粘液がそれを受けて白濁していく。とてつもなく、濃い絡みあいだということを、いやがうえにも知らしめる、そんな淫猥な“淫蜜”の濃度だった。
「ち、ち×ぽっ……お×んぽっ、き、きもちいいよっ……!」
 桜子の唇から、普段はあまり出ない淫語が零れ落ちた。興奮が、高いところまで届いている証である。昨夜も桜子は、“おち×ぽ、気持ちいいっ!”と、何度も口にしていたから、本当の意味で“発情”しているのだろう。
「もっと、もっと、だ……桜子、もっと、気持ちよく、なってくれっ……!」

 ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ!

「ひいいぃいいぃああぁあぁあぁぁぁっ!!」
 一気呵成に、“宝刀”が連続の突きを繰り広げてきた。大和の持っている“必殺の型”のひとつである、“乱れ突き”である。全身のバネを腰に集中させて、感度の高まった桜子の胎内のあらゆるところを、突いて突いて突きまくる、剛強な一撃だ。
「まだ、まだっ……!」

 ぐにゅるっ、ぐちゅるっ、ぐちゅぐちゅぐちゅっ!

「んあぅっ、あひあっ、ああっ、んおああぁああぁぁぁっ!」
 “乱れ突き”の合間に、全身をを捻るイメージを一気に腰に集めて、ドリルのように桜子の胎内を抉る、“スパイラル・ストライク(性戯版)”をお見舞いした。身体のバネと軸を、常に意識している大和だからこそ、その強烈な一撃は可能なのである。
「い、いいっ、いいよっ、さ、さいこうううぅうおおぁああぁぁあぁっ!!」
 たまらない様に、桜子が喘ぐ。
「あうんっ、イ、イイッ、お×んぽっ、おち×ぽイイぃいいいぃぃっっ!!」
「いやらしいな、桜子っ……いやらしいことを、口にして……」
「だ、だってぇ、い、いいんだもんっ! お、“お×んぽ”、いいのおぉぉおっ!!」
 獣じみた卑猥な声を挙げるのも、“危ない日”特有の彼女の反応で、普段のおおらかな様子とのギャップに、大和の興奮も瞬く間に最高潮まで上り詰めていった。
「おっ、おおうぅうぅおぉぉ……」
 重低音で響く、桜子の喘ぎ。絶頂が近くまで来ている証である。その両目が大きく見開き、口もだらしなく開いて、そこから覗く舌先の反り具合が、ひどく艶かしい。
 “女の本性”を、剥き出しにして、曝け出している、そんな桜子の肢体であった。
「おぉおああぁっ、イ、イクッ、イキそうっ、い、イッちゃうよおぉおおぉぉぉっ………!」
「ああ、いいよ……かまわないよ……」
 桜子の望むままに思うままに、昇って欲しい。だから大和は、繋がってからまだ時間は短くとも、腰の動きを緩めるつもりは全くなかった。


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