契約③-4
「んふぁぁぁッ……早く出して？ んくッ……んふッ……」
美波は眉間に皺を寄せ、修一を見上げる。
それは嫌悪のせいではなく、押し寄せる排泄欲求によるものだ。
彼女は修一を満足させるまで用を足すなと言われ、従順に従っているのである。
小水に変わって牝汁を溢れさせ、上気した顔に苦悶を浮かべている。
修一への性的奉仕に悦びを感じながら、膀胱の叫びに内腿を何度も擦り合わせていた。
「もう我慢できない？」
修一に訊かれ、美波は泣きそうな表情を見せながら首振り混じりにうんうん頷く。
しかしその瞳の濡れ具合は、彼への性的奉公で嬉しさを噛み締める牝の悦びと相俟ってとてもいやらしく映っていた。
「根元の方まで入ってないじゃないか。もっと頑張ってくれないとイけないぞ？」
「んむ゛ッ、ん゛ッんッんぐッ、んふぅぅぅッ！」
美波は彼の腰を抱き締め、深くくわえ込もうと試みる。
しかし既に限界だったものを更に押し込もうとした結果えづき、ペースは落ちてしまう。
「仕方ないなぁ」
懸命にむしゃぶりつく美波へ苦笑を投げた修一は、彼女の額を軽く押して肉塊を引き抜いた。
悪戦苦闘した美波だったが、結局根元どころか半分程しか納めかったようだ。
彼女が悪いわけではなく、このイチモツをしゃぶった者はミルルを除いて誰も全部くわえられていない。
「舐めろ。チ○ポの全部を美波の唾液塗れに出来たらザーメン出してやる」
「はぁッ……んんッ、んふッ……ふはッ、んくッんぅぅ……」
腰に腕を回したまま早速根元に舌を這わせる美波。
舌の動きに合わせて動き回る陰茎を追いかけ回し、着々と唾液を舐め広げていく。
駆使しているのは舌だけだ。
舐めろと言われた彼女は、舐め回すことのみで剛直の全部を輝かせてる。
限界の膀胱に従って忙しなく舌を這わせ、反動で口回りをペチペチ叩くイチモツを唾液塗れにしていった。
その舌の動きに修一は満足感を得ながら快感を昂ぶらせた。
「そんな必死にされたらご褒美をあげないとな」
「んぐうううッ……んふッ……んッんッんッんッ」
美波の頭を掴み、愚息を納め直す修一。
後は道具のように彼女の頭を揺すり、射精への一途を辿っていく。
「舌を休めるな」
命令が下され、美波は口内を暴れる男根へ舌をあてがった。