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強気な彼女の本音は?
【学園物 官能小説】

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夏の1日と彼の優しさ?-28


「さすがにあいつらはもういないんじゃないか?」

「猛が散々に懲らしめたから?」

「…まあな。いや、でもオレはあんなやつらに苦戦して怪我したわけじゃないぞ」

「そうなの?手に怪我してたからてっきり」

「違う。思わずカッとなってあいつらの顔殴ったら歯に当たっちまっただけだ」

 意外そうに自分を見る美咲に、猛は頬杖をついて拗ねたように説明をした。そんな猛を見て、美咲が内心可愛いと思いながらそれを口にはせずに猛が意外と暴力的だったことを指摘した。

「へえ…猛ってあんまりそういうイメージないけど」

「オレとしてはお前が泳げない方が意外だけどな」

「それは言わないでよ。それに、あの男達が私の足を引っ張ったりしなければ…」

 今度は美咲が眉を顰めて不機嫌そうに声を出す。どうやら美咲が溺れたのは水中であの男達に足を引っ張られたかららしい。そんな小細工しか出来ないあたり、猛の拳に耐えられないのは仕方がないのかもしれない。

「まあ何にせよ、もう美咲には指一本触らせないさ」

「…私そこまで弱くないよ」

「不満そうな顔すんなよ。別にお前が弱いからってわけじゃない」

 じゃあ何で?そう問いたかった美咲の顔を見て猛は苦笑いしながらその頭を撫でた。答えを聞きたかった美咲は普段され慣れないことには目をつぶってただ猛を見つめている。

「…オレが、そうしたいんだ。だからオレの身勝手だけど守られててくれよ」



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