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麻雀の勝負の末・・・
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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求める身体-2

「そうなんだ。じゃあ、今晩早速食べたいな」
「そうね。後は筍ご飯も作って。今日は筍づくしでいこうかな」
料理上手の妻は冷蔵庫に残っていた食材を使い、筍づくしの晩御飯になりました。

食事をしながら楽しく会話をし、その後はテレビを見ながら、コーヒーを飲む。
そんないつもと変わらない日曜の夜を過ごしていました。
俺は妻に見つかる前に早くDVDを隠したい。それが頭から離れませんでした。
「お風呂に入ってくるね・・そうだ、博くん。たまには一緒に入る?」
妻のせっかくの誘いでしたが、断ってしまいました。
「いいよ。また裸を見たら変な気分になるだろう?今日はもう充分だよ」
「ふぅんだ。博くんのケチ・・」とちょっとふて腐れた妻は一人で入っていきました。
変な気分になって欲しくて誘った妻。そうすれば向井さんの誘惑に惑わされない。そんな妻の思いを知らずに、風呂に入ったのを確認した後にDVDを抜き取る予定でした。

「そういえば、どこまで見てたんだっけ・・」
そっと風呂場に近づき、シャワーの音を確認すると再生ボタンを押しました。
すると、妻が向井さんの上に乗って腰を振って喘いでるシーンが映し出されました。
「あれ?おかしいな・・確か二人が風呂に入りにいくとこで停止したんだったよな」
考えられるのは一つしかありません。そう、DVDを抜き忘れた事により妻が観てしまったのです。早送りをして自分が向井さんに抱かれてるところを。

こんな事なら、妻と一緒に風呂に入っていればよかった。後悔しても後の祭りです。
妻はあれを見てどう思ったのか。また向井さんに抱かれたいのか・・もしそうなら・・
向井さんを見送る時、もっと別の話をしたのではないか・・どんどん悪い方へと考えが行き、昨日のスッキリした気分はどこへやら、昼間妻を満足させれなかった事もあり不安が募ります。
ふと、テーブルにあった妻の携帯が目に入りました。
「まさか、俺に内緒で逢ってる・・なんて事ないよな?」携帯を見ればわかるかも知れない・・・・「イヤ、それはダメだ。もし見てしまってメールのやり取りがあったら・・」
ずいぶん迷いましたが、結局妻の携帯を見る勇気はなく、本来の目的「DVDを隠す」事にしました。ケースに入れて、DVDを置いてあるラックにしまいました。
「あぁ、いいお湯だった。博くん、お先」
「あ、あぁ、俺も入ってこようかな」
バスタオルに身を包みシャンプーの穂のかな香りを漂わせ、上気した顔・・ゴクッと生唾を飲んでしまった程、艶っぽい妻の姿。
向井さんも、妻を抱きたいと思っているのだろうか。見惚れていると。
「どうしたの?ジロジロ見て・・やっぱり変な気分になってきたの?」
と茶化してくる妻。昼間の失敗が自信を失くし、今はエッチしたところで演技交じりの喘ぎ声に興奮して情けなく果ててしまう。そんな自分しか想像できなくなりとても、抱く気にはなりませんでした。
「せっかく風呂入ったのに、また汗かくだろ?入ってくるよ」
逃げるように風呂場へと行きました。

「ふぅぅ・・俺ってほんとバカだよなぁ・・恭子傷ついてなかったらいいんだけどな」
つまらぬ嫉妬心から傷つけたのではないかと、一人反省しつつも、やはり不安はあります。
もし妻が、向井さんとこっそり会っていたら・・俺は許せるのか。
セックスで満足をさせられない俺、何倍も上手く、精力のある向井さん。
俺が女なら間違いなく向井さんを選ぶだろう。
「はぁ、どうしたらいいんだろ・・」
麻雀の賭けが思わぬ仇となり、自分の芽生えた相反する感情に苦しんでいました。

風呂から上がりリビングに戻ると、妻の姿はなく、先に寝室に行ったようでした。
ビールの飲みながら、ふと風呂上りの妻の体を思い出し、ムラムラしてきた俺はまたDVDを再生し、続きを見ました。
俺とのセックスでは見せない、妻が腰の使い方を教わりながら目をトロンとさせ喘ぐ姿。
向井さんの体を舐めながら徐々に肉棒に向い、やらしく舐める姿・・悔しいですが、やはり妻が向井さんに抱かれているのを見るととても興奮する自分がいます。
そして自分の手で処理し、ビールを飲み干すと今度は抜くのを忘れずにDVDをしまい、
妻のいる寝室に行き、起こさぬようにそっと隣で寝ました。

月曜日。
「おはよう」
朝食の準備をしている妻に話しかけました。
「あ、おはよう」
いつもと変わらぬ笑顔。昨日の事は気にし過ぎのようでした。
「いってきます」と仕事へ行きました。

仕事をしていると、11時過ぎ、携帯が鳴りました。向井さんからです。
「はい、もしもし。おはようございます。昨日は筍ありがとうございました。
お勧めの刺身も頂きました。とても美味しかったです」
すぐに、昨日のお礼を言いました。
「お勧め?あぁ、そうか、それはよかった。
博之くん、仕事中に申し訳ない。昼闇にご飯一緒にどうかなって思ってね。
予定はあるかな?」
「いえ、大丈夫ですが、12時半からになりますがいいですか?何か話でもあるんですか?」
こんな風に向井さんに誘われる事もあまりなく、どんな話をするのか気になりました。
「それで構わないよ」
会社近くのそば屋で会う約束をし、俺の質問に答える事なく向井さんの方から電話を切りました。

電話を切った後、気になる事がもう一つ、おそらく刺身の話は妻の作り話だと言うこと。
そして本当はどんな会話をしていたのか。
そんな些細な事が気になるようになっていました。

そして昼休み、歩いて5分程のところにあるそば屋に入ると、既に向井さんは席に座ってました。
「すいません、遅くなりまして」
「いやいや、私の方こそ、急にすまないね。ここの天ざるそばが無性に食べたくなってね。
一人で食べるのも寂しいし、と思って博之くんを誘ったんだよ」
それはただの口実、何か話があるはず。と心の準備をしました。


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