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進め!日比谷研究所
【コメディ 官能小説】

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進め!-23

 ビュルルルとメアの膣内に精子が吐き出される。
 ドプドプと溢れてきてはメアの膣内を子宮内を満たしていく。
「はぁああぁぁぁんっ、んはぁ、あっ……ワタシの中が温かいモノで満たされていきます……」
「凄い、メアさんのオマンコがきゅうきゅうに締まって僕のを締め付けてきてるよ」
 キツク、強く締め付けもっと精子を搾り取ろうとしてきている。メアが意識しての動き
ではないのだが、膣内が勝手に動き出してしまっているのだ。
(メアさんのオマンコ凄すぎでしょ。これが博士の作ったロボットの性能だとでもいうのだろうか?
 まぁ、そんなことはどうでもよくて――うまい事、メアさんをこちら側に取り込めそうだね)
 メアに見えない角度で人の悪い笑みを浮かべて一言。
「メアさん、これで僕へのお仕置きは完了ですよ。メアさんのおかげで僕は海よりも深く反省しました」
「そ、そうですか……あなたが反省したようでなによりです」
 乱れた呼吸を整えながら春樹の言葉に同意する。
「ところでメアさん、博士側ではなくて僕の味方になってくれませんか?」
「はぁ……ぁっ、わ、ワタシがあなたの味方に……?」
「ええ。別に博士に危害を加えるわけではないので安心してください。ただ少しだけ僕の
味方になってくれればいいだけなので……」
 ここぞとばかりに本題へと入っていく。
「メアさんが僕の味方になってくれるというのでしたら、メアさんのお願いを一つ聞いてあげますよ?」
 自身の男性器の虜になりつつある今のメアにならば、上手い事状況を転がせるだろう。
 そんな気持ちから――また、博士の我儘を止めるための抑止力としての行動をメアなら
ば出来るだろうと信じて味方へと引き込んでいく。
「……そのお願い事というのは何でも聞いていただけるのでしょうか?」
「え……ま、まぁ、可能な範囲でなら……」
「そうですか。でしたら、あなたの性器を定期的にワタシのオマンコに入れてください。
 そうしてくれるのでしたら、あなたの味方につきましょう」
「えぇっ!? て、定期的にですか!?」
「はい。それを聞き入れていただけないのでしたら、この話はなかったことに……」
 メアからの予想外な報酬。それは定期的にセックスをして欲しいと要求してきた。
 春樹としてはメアとセックスをするのは吝かではないのだが……
(今はまだ僕が優位に立てているけど、なんかその内立場が逆転しそうな気がするんだよ
ね……でも、このチャンスを無駄にするわけにはいかないし……)
「わ、分かりました。その提案に乗りましょう」
「はい。これで契約成立ですね♪」
 手を差し出して互いに握手をする。今ここに春樹とメアの小さな同盟が成立したのだった。

「――それでは、竹内春樹……いえ、春樹さん。ワタシはマスターも所へと戻りますね」
「あ、はい。博士に宜しく言っておいてください」
「了解しました」
「それと僕の味方になるっていうのも忘れないでくださいね」
「それは春樹さん、あなたもですよ……」
 いつの間にかメアの春樹への呼び方が、フルネームから春樹さんへと変更されていた。
 春樹の味方になったからなのか、それともメア自身が春樹に魅了されたからなのか……
それはまだ分からない。
「……ふぅ。色々とあったけど、とりあえず今回はこれで一件落着、なのかな?」
 トテトテと朋子のもとへと戻って行くメアの後ろ姿を眺めながら春樹は一息吐く。
「メアさんが僕の味方になってくれたことだし、これで博士をある程度抑え込むことが出
来ればいいんだけどね」
 色んな意味でメチャクチャな朋子を抑えることが出来れば、平穏な生活が出来る。
 そんな素敵な未来を思い描きながら春樹は残った仕事を片付けていく。
 メアとのセックスで疲れた身体に鞭を打ちながら――

 春樹が自身の仕事をしているその時、メアと朋子の方はというと――
「マスター戻りました」
「おぉっ、メアよ戻ったか。それで春樹にお仕置きはすることが出来たか?」
「……はい。春樹さん曰く、海よりも深く反省しているとのことです」


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