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進め!日比谷研究所
【コメディ 官能小説】

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進め!-2

「あ、博士っ! これは一体、どういうことなんですか!? 何でいきなり爆発なんか……」
「いきなりではない! 春樹が余計なことをしたから爆発したんだろ。せっかくあたしが
丹精込めて作ったというのに……世に出る前に壊してしまうとは……」
「あ、えっと……すいません」
「謝ってどうにかなる問題ではなかろうて。すぐに物を壊してしまうようなダメな助手に
は少々、お仕置きが必要だとは思わんか?」
「え゛っ、お仕置きですか……?」
「ああ。お仕置きだ」
 朋子がニヤリと口元を歪ませ、春樹を見やる。
「それともアレか? 春樹はこの残骸を元の作品に作り直せるのか? 直せるのならあた
しだって文句は言わないぞ?」
「うぐ……っ」
 見た目は普通で、結局のところ性能も謎なままだったが、仮にも天才科学者が作った代
物だ。普通の助手である春樹が簡単に直せる物ではない。
 それに爆発の衝撃か、形はボロボロでサイズも幾ばくか小さくなっている。パーツもな
い上に設計図すらない状態で作り直すことは不可能でしかないのだ。
「ほれ、どうするんだ? 頑張ってコイツを作り直すのか、それともあたしにお仕置きさ
れるのか、どっちを選ぶんだ?」
 ニヤニヤと、春樹が苦しそうな顔を浮かべるのを見るのが楽しくて堪らないといった表
情で春樹を見つめる朋子。
 もうすでに朋子の思考にはお掃除ロボのことなんてどうでもよくなっていた。今はただ、
目の前の春樹を弄りたい。もっと悔しそうな顔を見たい。自分の手で恥辱を味わわせてやりたい。
 そんなことばかりを考えているのだ。
「ぼ、僕は――」
「お前は?」
「…………お仕置きをしてください博士」
 たっぷりと一分ほど、間を置いて最後の答えを捻り出す。
『お仕置きをしてください』この言葉を出すのに、一体どれほどの葛藤があったのだろうか。
 それほどの屈辱があったのだろうか。それを想像するだけで口元からだらしなく涎が出てしまう。
 ひゅるり、と垂れてきた涎を拭き取り、朋子はニコやかな笑みを浮かべながらジリジリ
と春樹に近づいていく。
「そうか。そうか。春樹はあたしにお仕置きをされることを選ぶか♪ そんなにもあたし
にお仕置きをされたいのだなお前は♪」
「……くっ」
 無理難題を振っておきながら相手を変態だと罵る朋子。もちろん、朋子自身もそれを十
分理解はしているのだが、その言葉を言うだけで春樹が苦悶の表情を浮かべてしまうので、
その表情をわざわざ見るためだけに矛盾した言葉を放つ。
「さてさて、苛められたい願望を持つ変態な助手のために、あたしが直にお仕置きをしてやろう♪」
 わきわきと、手を動かす朋子。
「あ、あの……博士? い、一体どんなお仕置きをするつもりで……?」
 ある程度の予想は出来つつも、一縷の望みに賭けて質問をしてみる。
「どんなお仕置きだと……? そんなもの、一つしかないだろ」
 両手で春樹の肩を掴んだ朋子はその勢いのままトスッ、と春樹を床に座らせる。
 そして床に座った春樹の下半身を――男性器を足で踏みつけた。
「んがぁ――っ!?」
「ふふ……♪ どうだ? チンポを足でグリグリとされるのは。自分の手で扱くよりもよ
っぽど気持ちがいいだろ?」
「そん――なっ、あ、足で踏むだなんて……」
「足で踏まれるのがそんなにも嫌なのか? しかし、これは春樹が望んだお仕置きなんだぞ?
 春樹があたしが作った機械を壊した罰なんだぞ?」
「う、うぅぅ……」
「まぁ、実際のところ春樹にとってはお仕置きになっているのかは微妙なところかの。
 なにせ、あたしの足で踏まれてチンポを勃起させるくらいだからな♪」
 朋子の足でグリグリと男性器を刺激されることにより、段々と男性器が膨らみを帯びてきている。
 踏み込んでいる朋子の足を押し返すかのようにムクムクと自己を主張し始めてきている。
「こんなにチンポを勃起させているんだ、足で踏まれるのが嫌なわけがなかろうて」
「ち、違――これは違うんです……」
「何が違うんだ? あたしの目には喜んでいるようにしか見えないのだが」
 完全に勃起してしまっている男性器を足の指でクニクニと触る。
「はっ、くぁ――っ、こ、これは生理現象で……」
 蕩けそうになる頭を必死に回転させながら言い訳を考える春樹。しかし、碌に思考を働
かせられない状態での言い訳なぞ、朋子に通じるわけもなく――
「ほぉ……つまり春樹のチンポから先走りの汁が垂れてきておるのも、生理現象だと言うのか?
 あたしの足が気持ちいいのではなくて、偶然勃起して、偶然先走りの汁が出ておると……」
 グリグリと男性器を弄る足に力が入る。そのたびに春樹から小さな我慢したかのような吐息が漏れる。
 そして、ズボンの上からだというのに亀頭から我慢汁が溢れてきているのが分かってしまう。
 下着を濡らし、ズボンまで染み込んできてしまうくらいに我慢汁が溢れてきているのだから。
「下手な嘘なぞ吐かずに本当のことを言えば春樹に一つ、褒美をやろう」
「ほ、褒美ですか……?」
「そうだ。射精させるのは当たり前として、その他に春樹の興奮するもの――あたしのパ
ンツを春樹に見せながら足でチンポを扱いてやろう」
「は、博士のパンツをですか!?」
 急に大きな声を出して喰いついてくる。
「ははっ、前々から分かってはいたが、お前は余程パンツが好きなのだな」
 ケタケタと笑いながら春樹の男性器を一段と強く踏みつける。
「んはぁああっ!?」
「見たいか? あたしのパンツを見たいか? あたしのパンツを見ながらチンポを足で扱かれたいか?」
 考える暇など与えない早さで回答を求めてくる。


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