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進め!日比谷研究所
【コメディ 官能小説】

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進め!-19

「はい。そこに僕のモノを入れてお仕置きをすれば博士もきっと満足すると思いますよ!」
 春樹の賭けの内容――それは自身とセックスをすることでメアを自分の味方にすること
だった。若干、悪い言い方をすればセックスで調教をするといったところか。
 果たしてメアを調教できるのかは分からないが、今の春樹にはコレしか方法がないようだ。
「メアさんのオマンコで僕にお仕置きをしてください」
「……分かりました。あなたがそう言うのでしたらお仕置きをしましょう。ですが、ワタ
シにはオマンコというのが分からないのですが……」
(よし、僕の思った通りメアさんはあまり性の知識がないみたいだ。ここで責めれば僕に
も可能性があるはず――っ!)
「メアさんが分からなくても僕が教えてあげますよ」
「そうですか。ではあなたに教えを請いながらお仕置きをするとしましょう」
 教えを請いながらお仕置きをするというのも変な話なのだが、深く考えることなく進んでいく二人。
 こういう天然なところは春樹にとっては、幸運なのかもしれない。
「それじゃあ、まずメアさんにオマンコが何処か教えてあげるね」
「はい、お願いします」
 するする、とメアの前に屈んで彼女のスカートに手をかける。
「竹内春樹、あなたは何をしているのですか?」
「うん? ここを捲らないとオマンコに届かないよ?」
「む、そうなのですか。少々気恥ずかしいですが、オマンコの場所を知るためには致し方ないですね」
 僅かに頬を染めながら春樹にスカートを捲られる。
「ぁ……メアさんのパンツ可愛い」
「下着は関係ありませんよ竹内春樹……」
「そうですね。ですがパンツ好きとしてはオマンコよりコッチに心が動かされると言いますか……」
 純白の下着。特に何かワンポイントがあるわけでもなく純粋に真っ白いだけの下着。
 普通に見れば面白みのない下着なのかもしれないが、春樹から見ればそれは違うようだ。
「何にも汚されていない白いキャンパスのようなパンツは、これから先どんな色にでも染
まることが出来て、書き手しだいでは様々な顔を見せる。そして最終的にはどの絵画にも
劣らないであろう光景が出来上がるんだ。それほど、白のパンツには未来があるんですよ」
「……は、はぁ」
 春樹のあまりの饒舌ぶりにメアも引きぎみだ。普段は大人しく流される側の春樹も下着
を前にしてしまうと違う顔を覗かせてしまうようだ。
 きっとこれが本来の春樹の姿なのだろう。
「メアさんには悪いけど、もう少し眺めてていいかな?」
 変態と言っても過言ではないほどの清々しい台詞だ。
「いえ、あの……あまり見られるのは……」
 堂々と下着を見られるというのはさすがに恥ずかしいようだ。先ほどからどんどんメア
の顔が赤くなってきている。
「た、竹内春樹。ダメです。ジロジロと見るのはダメです!」
「ま、まだダメだよ。もっと網膜に脳にこの光景を焼き付けるんだから……」
 メアが恥ずかしがる様も下着を観賞するためのスパイスにすぎないといった感じでメア
の言葉を却下する。散々、朋子のことを酷い人間だと言っている春樹だが、下着のことに
関していえば春樹も十分酷い人間だと思う。
「竹内春樹。いい加減にしてください。早くワタシにオマンコの場所を……」
「うん、メアさんにオマンコの場所を教えたいのはやまやまなんだけど、パンツが僕を捕
らえて離さないんだ。メアさんの純白のパンツがもっと僕に見て欲しいって訴えてきてい
るからめ目を離すことが出来ないんだ」
 とんだ、言いがかりである。実際にメアの下着は何も言っていない(そもそも下着は言
葉を話さない)それなのに、春樹はメアの下着のせいにして、ジックリと下着を眺め続けている。
「竹内春樹。あまり焦らすようでしたらワタシも怒りますよ?」
「うん……」
 春樹はメアは恥ずかしさのあまりそんな台詞を言っているのだと思い、その発言をぞんざいに扱う。
 それにはついにメアの堪忍袋の緒が切れてしまい。
「死になさい!」
「おごっ!?」
 メアの無慈悲な一撃が春樹に振り下ろされる。
「まったく竹内春樹はワタシをからかっているのですか?」
「あ、あががが……が」
 まるで壊れたレコードのように同じ言葉を続ける春樹。どうやら随分、メアの一撃が効いたようだ。
「バカなことをしていないで、いい加減にワタシにオマンコの場所を教えなさい」
「……は、はい、すいませんでした」
 頭にコブを作りながら謝罪をし、本来の目的を果たそうとする。今度はきっちりと恥部
の場所を教えるようだ。
「えっとですね……このパンツの先がオマンコになるわけですよはい」
「この先……? ああ、そういえばその先には穴がありましたね。それがオマンコなのですか?」
「はい。そこに僕のモノを入れて……って、メアさんもしかして濡れてます?」
「濡れ……? あなたは何を言っているのですか? 別に汗もかいてませんし、雨も降っていませんよ?」
「あ、いや……そういう意味じゃなくてですね。メアさんのオマンコが濡れてるって話を」
「オマンコは濡れるモノなのですか?」


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