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活き作りにされた日
【SM 官能小説】

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活き作りにされた日-8


 そんなには臭わないじゃないの、と思った。
「しかし、この便を見ていると、おまえが昨日からどれほどひどくいたぶられたかわかるよ」
 同情するように強田が言った。
「便が柔かくって真っ黒じゃねえか。こんな便はよくないぜ。これは血じゃないのか?
激しいストレスで胃の内壁から出血したんだろう。いったいどんな責められ方したか知らないが、こんな生活続けていると、長生きできないよ」
 あんたに言われたくない、とわたしは思った。
 ようやく、強田が水を流した。
「この際、しょんべんもしちゃったらどうだ? うんこするとこ見られたんだ。しょんべんなんかなんでもないだろう?」
 いやだったが、抵抗すると今度はカテーテルを持ち出してわたしの尿道に挿入するかもしれないと思った。強田にそこまでやらせたくなかった。
 わたしは観念して目をつぶり、浣腸のせいでまだ重苦しい下腹部の筋肉を弛緩させた。 チョロチョロとみじめな音を立ててわたしの尿は便器にこぼれ落ちていった。
「おや、まあ。お上品なおしっこですこと。島津佳代さん」
 フルネームで呼ばれると、また別の恥ずかしさがあった。
 さらに強田はわたしの腹にロープを巻きつけて引っ張り、腸のなかに残った浣腸液を絞り出した。女を縛るのも浣腸するのも、はじめてとは思えなかった。
 ようやくわたしはロープによる拘束から解放された。
 筋肉がこわばってすぐには立てないわたしを、強田がバスルームへ運んだ。
 もう終わりにしてほしかった。


 一時間後、わたしはまだ性的暴力から解放されていなかった。
 わたしはベッドの上でうつ伏せに押さえ込まれていた。
 わたしの上に、大きな強田のからだがおおいかぶさっていた。息をするのも苦しいくらい重たかった。わたしは相変わらず丸裸で、今度はお尻の穴が狙われているのだった。
 強田も全裸だった。はちきれんばかりに勃起したペニスを、わたしのお尻の穴に押しつけていた。
 まだ犯されてはいなかった。わたしがお尻の穴を犯されるのがなにより嫌なのがわかっていて、ひと思いに刺し貫くことをせずに、じわじわといたぶってわたしが怖がるのを楽しんでいるのだった。
 ベッドルーム用のテレビが頭の向こうに置いてあった。強田はわたしの上に乗ったままテレビに映る画像を見ていた。
 ブラウン管の中で、裸のわたしが数人の男たちにもてあそばれていた。
 黒崎が撮ったビデオの一つだった。
 それは、黒崎が四人の男たちを連れてきた夜に撮ったものだった。
 すでに全員に一回づつ犯されたあとのようだった。ブラウン管の中のわたしは息もたえだえだった。
 一人の男がわたしのからだにむしゃぶりつき、激しい動きの末、思いを遂げた。


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