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活き作りにされた日
【SM 官能小説】

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活き作りにされた日-10


 おなかのずっと奥の方に重苦しい痛みがはしった。
「い、いや。大腸まで届いちゃってる‥‥」
「ははは、ほんとうだ。柔らかい壁にぶちあたってるぞ」
「ひどい。く、苦しい。抜いて、はやく‥‥」
 すこしでもからだに力を入れるとお尻の穴が痛かった。
「どうしたんだ。ケツの穴に指を入れられたとたん、急に力が抜けちゃったじゃねえか」
 なんと言われても、抵抗できなかった。お尻の穴が痛くなるので、からだのどこにも力を入れられなくて、わたしはただの人形になり下がってしまっていた。
「はははは、言うことを聞かないときには、こうすりゃいいんだな」
 ブラウン管の中でも、わたしはお尻の穴になにか突っ込まれていた。悲鳴に近いような声で泣き叫んでいるが、どうにもならないのだ。
「ははははは、テレビでもおまえ同じことやられてるじゃないか。こういうのなんて言うんだ? みじめの極致か?」
 うつぶせのまま、わたしは指を噛んでいた。嗚咽がこみ上げてきて、涙がこぼれた。
 思いどおりになるのは上半身だけで、腰から下は強田の支配下にあった。ずっと指でお尻の穴を犯され続けている。ひどく痛い。挿入されている指は一本だけではないようだった。
「せっかく浣腸までしたんだから、フルコースで楽しまなくっちゃな。いよいよ、メインディッシュ、佳代の生き造りですってか?」
 馬鹿にした口調で強田が言った。
「もう! 変態、バカ、いじわる!」
 男に悪態をついたら手ひどいしっぺ返しがあることはわかっていたが、強田の嘲りがあんまりひどいのでつい言ってしまった。
「ははは、その意気、その意気。生きがよくなくっちゃ、生き造りは旨くねえんだよ」
 強田は腹を立てずに、逆に喜んでいる。
「さて、それじゃあ、犯すぞ。肛門が裂けちゃってもしらねえぞ」
 わたしは押さえつけられた手足をばたばたさせた。お尻の穴を無理やり犯される痛さは充分知っている。強田のペニスはほとんど異常といっていいくらい大きい。
「いや! 死んじゃう、死んじゃう、いっそ殺して! 殺してからして」
「おやまあ、ずいぶん嫌がること。そうか、これまでケツの穴ではあんまりいい思いしてないみたいだな」
 顔をベッドに押しつけられて息ができなかった。強田のひざがわたしの足を大きく開ききった。
「へへへ、いただくぜ。前がもうちょっと締まりがよけりゃあ、こんなことしないですんだのにな。と言っても、おまえのせいじゃねえよな。みんなして突っ込んだ男たちが悪いんだよな」
 ぞっとするくらい冷酷な口調だった。
 お尻の穴に熱く巨大なものが近づいてきた。
「うっうっうっ」
 小さな肉のしこりにペニスをぐいぐい押しつけてきた。
 お尻の穴がまわりの肉と一緒にからだの中に埋没してしまうんじゃないかと思った。それほど強烈に突き回されていた。
「だめよ、だめ。入らない。やめて! お願い」
 恐怖のあまり、わたしはショック状態に陥っていた。はあはあ息を荒くしているのに酸素が足らない感じで、意識が朦朧としてきた。
「だめ、だめ。無理よ。やめようよ、ね」
 強田はいっこうに許してくれる様子がなかった。
 わたしのお尻の穴が無理やり押し開かれようとしていた。強田のペニスがすこしづつ侵入するたびに、激痛がわたしの下半身を走った。このままじゃ本当にからだがこわれると思った。
「このままじゃお尻の穴が裂けちゃう。いいの? 黒崎が、裂けたわたしのお尻の穴を見たらなんて言うと思う? もう二度とわたしを抱くことなんかできなくなるわよ」
 強田の動きが止まった。黒崎との約束を思い出したのだ。


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