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露出する女
【痴漢/痴女 官能小説】

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露出する女-1

        電気屋

待ちに待った、月末のN市へ行く日が来た。
昨日の夜から、はしゃいでいる幸子に、夫は呆れて笑っていた。

「今度はどんなとこかなぁ」
そんな助手席の幸子を見て、夫も楽しそうに運転していた。

今度のマンションは3階建ての二階の角部屋だった。
真向かいは、どこかの会社の独身社員寮だと言っていた。

(社員寮かぁ。楽しくなりそうだなぁ)
道路を挟んだ真向かいの建物を見ながら考えていた。

「幸子!幸子!」
夫が呼んでいた。

「どうしたんだよ。ぼぉーっとして」
幸子が振り向くと、夫は心配した顔でそう言った。

「ごめん。こうしていろんなとこに、一緒に行けるって幸せだなぁって…ふと考えちゃってた」
幸子はそう言って、ほんとに幸せそうに笑った。

(こんなことで、こんなに幸せそうにしてくれる。こいつのためなら何でもしてやろう)
夫はそう思った。幸子のこんな笑顔を見るのが大好きだった。

まだ夏の日差し、スイッチを入れてみたら、エアコンの効きが悪かった。
夫は不動産屋に電話して、明日修理に来てもらえる様に頼んだ。

「1時から3時の間に来るってさ」
電話を切った夫がそう言った。

「ちょうどういいね。午前中はバタバタしてるもんね」

(今回は一週間しかないからね。濃密な一週間にしなきゃね)
早速のおもちゃを与えられて、幸子は早々と明日の事に思いを飛ばせていた。

お昼の弁当を持たせて、夫を送り出した。
来たばかりで、急いでする家事も無くて、のんびりとした朝の時間を過ごした。

早めの昼食を取ると、幸子はシャワーを浴び着替えた。
胸が大きく開いているVネックのサマーセーターと短パン。

太ももの真ん中くらいまであるセーター姿は、まるでセーター以外何も身に付けていないように見えた。
洗面所の鏡の前にいくと、一回りして自分の格好をもう一度確認した。


(うん…ブラとパンティーは要らないな。後は見せ方次第だしな)
幸子は着けていた下着を脱いで着替えなおした。

それからソファーにすわり膝を抱えて座ってみた。
デニムの裾の広い短パンは少し足を開いて座るだけで奥が丸見えになった。



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