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Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

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第8話 復讐の叫び-5

やがて長男が生まれると、子育ても忙しくなり寂しさからも気を紛らわす事が出来た。
自然と性欲は減退して、人並の夫婦生活にも戻っていた。
ただし、あくまでも私の基準に沿っての人並だった。
夫に関しても、あの時の事を考慮して、以前よりも誘う様になった。
私の性欲を増幅させる根源だった、中出し行為も夫に止めさせて、お互い歩み寄る様な形の円満な夫婦生活にも戻った。
しばらくは子供の成長を伺いながらの、幸せな平穏な日々は続いた。
しかし、3年ほど過ぎたある時に、もう一人子供を儲けようとの軽い気持ちが、新たなる事件を呼んだ。

大義名分で解禁した中出し行為が、再び私を狂気へと変えた。
空白の3年間を経た中出し行為は、ダイエットのリバウンドの様に性欲を増幅させた。
子供を別室に寝かせては、私は狂ったように夫を求めた。
耐えかねた夫が拒む日々を続ければ、私は睡眠薬入りのお酒で眠らせ、ベッドに縛り付けてレイプした。
一度性欲に狂いだせば、私のマゾヒスティックの概念など皆無に等しかった。
さすがに恐怖を感じた夫は、朝帰りする事さえもあった。
これがセックスレスの前兆ともなり、家庭内別居へと進展するきっかけともなった。
それでも私のお腹には、新たな子供を授かり、二人の愛の結晶だけが虚しく増えていた。
長女が生まれる頃には、二人の関係は確実に覚めていた。
夫は、リビングに床を敷いて眠るようになり、夫婦生活は完全に途絶えた。
ただ、生まれてきた子供達の為にも、家族円満だけはお互い演じる事にしていた。
仮面夫婦のまま、時だけが虚しく流れてゆき、お互いの距離だけは縮まる事は無かった。
それでも、家庭だけは守ろうと努力はしたが、先行きの事を考えれば将来の不安が募り、若い内に生涯のパートナーにめぐり会えるようにと別れる事を決意した。

振り返れば、性欲まみれだった結婚生活。
私の性欲に耐えかねた夫が、結婚に逃げる所から始まり、さらには妊娠に逃げ・・・子供に逃げ・・・最後は私自身から逃げる事によって終わりを告げた。
それでも結婚に踏み切ってくれた夫を考えれば、本当に私の事を愛してくれていた事を、別れた今となって気付いた。
根源を辿れば、開花させた店長を恨む事もあったが、元々秘めてた私の性欲・・・その兆しは曖昧にしても、性に魅せられてたのは間違い無かった。

・・・・・・・母親と同じ血が息子さんにも流れてるんですよ・・・・・・

彼に言われた言葉は、過去の私を戒めるように、子供達にも飛び火が掛かっていた。
淫行まがいで授かった事を考えれば、不埒な子供にも見えた。
長女に関しては、夫をレイプして授かった可能性さえあった。
全ては私の性欲のはけ口によって生まれた子供達・・・その遺伝子は、確実に受け継がれていた。
ただ、子供達の性に関しては、全て学校任せで私達親が立ち入る事は無かった。
長男は一度だけ、幼い時の押し付け行為できつく叱った事はあったが、丁度、夫婦間の問題を抱えていた時期でもあり、性の兆しなのか深入りせずに誤魔化した。
何よりも、不埒な性行為を繰り返してきた私が、子供達の性教育などに立ち入る事などもっての外だった。
それでも、子供達が大きくなれば、それぞれの思春期には敏感になった。
年頃の息子に関しては、普通に恋愛の中での営みはあっただろう。
ただ、母親が息子の営みの事を考えるなど、例え淫乱じみた私でさえ思い浮かべる事は無かった。
それでも、私に息子との仮想セックスを試みる彼の言動は、その世界に引き込こむべく生々しくとなり、リアルを描き始めた。

「や・・やめて・・・息子は違うの・・・・・・・」

「いいえ・・・きっとヒロミさんと同じように、セックスが大好きで・・・彼女とは毎日のように励んでいるはずです。いや・・・もしくは、他にも相手が居ますかね?。ヒロミさんの息子さんですから・・・さぞやモテるんじゃありませんか?。例えば・・・今の僕達の様に・・・歳の差を越えた愛も育んでるかもしれませんよ?・・・ふふ・・・・・・」

「それって・・・私と同じような年増を相手にしてると言ってるわけなの!?」

「ええ・・・最近は熟女の方はモテますからね。僕だって・・・こうしてヒロミさんとパンストプレイをしてるわけですからね」

「でも・・・タケルさんの場合は、私がパンストを履いてるからなんでしょう?」

「それはもちろんです。ただ・・・ヒロミさんの場合は、それを差し引いても美しい・・・きっと息子さんだってヒロミさんの様な美しい熟女を相手に励んでる筈です。背中にしがみ付かれて・・・激しく腰を振りながら・・・・・・」

「せ・・背中にしがみ付かれ・・・って・・・それって!・・・後輩なの!?・・・私と同じ年頃の後輩の事なの!?」

背中にしがみ付かれて・・・彼の言葉は、みじめに想い描いた頃の、店長の背中にしがみ付いて喘ぐ、後輩の姿を思い出させた。
今になって後輩への復讐の叫びが、時を越えて木霊した。

―つづくー


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