投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜
【熟女/人妻 官能小説】

Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最初へ Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 22 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 24 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最後へ

第8話 復讐の叫び-4

私はこれを機に、真剣に交際する事を夫に誓い、デートを重ねていった。
ホテルに入るのは決まり事になり、ピルを飲んでは覚えたての中出し行為を、夫に強要した。
さらには、セックスマシンと変貌を遂げた私は、何度も夫を求めた。
計り知れない性欲の私に驚いた夫は、結婚に逃れる事を考え始めた。
私自身から逃れなかったのは、本当に私の事を愛していたからだ。
約半年の交際期間だったが、私は素直に夫のプロポーズを受け取り、わずか一年余りで寿退社をした。
私自身も中出し行為を受けた時から、夫の事を頑なに愛して後悔などは無かった。

夫婦生活に入ると、私も少しは落ち着きを取り戻していた。
それでも、大義名分の中出し行為だけは続いていた。
やがて子供を授かると、本当の意味での夫婦生活を実感した。
セックスにおける本来の役割意識を、この期に及んで理解できたのだ。
妊娠の事もあるのだが、夫婦生活に対しての重要性を認識した上で、私も控えめにする事を心掛けた。

しばらくは、生まれてくる子供の事を考えながら、夫婦生活を紛らわしていた。
二人で、子供の性別や名前などを考えながら、人並の夫婦を演じた。
この頃になると、夫婦生活の主導権も夫に託す事を許していた。
さらには、夫の合図で始める事も承諾した。

妊娠する前までは、私が求める事も大概はあった。
夫婦生活に入ってから気づいたが、夫が求める感覚が一週間も空く時があったからだ。
浮気を疑った事もあったが、セックスに関しては貪欲なのを打ち明けられた。
結婚前の激しいベッドは、私の事を真に愛していたと言いわけしてきた。
それでも私は構う事無く、子作りと称して三日も開けずに求めて行った。
夫はたまらず、妊娠させて逃れようと、私の中に深く突きさし何度も流し込んだ。
皮肉にも、私にとっては格別なセックスとなっていた。

この経緯から、夫が主導権の夫婦生活が淡白になるのは目に見えていた。
思惑通りに、夫のタヌキ寝入りの早寝は日課となった。
結局は、妊娠前の営みが恋しくて、私から袖を引く事もあった。
それでも、『今が大事な時期だから』の決まり文句が、夫の口から頻繁に出た。
耐えかねた私は、夫が出勤するのを見計らって、独身時代に覚えた無機質なプラスチックの振動に逃げた。
思い浮かべたのは、私をここまで醜く開花させた、店長との事だった。
次第に、妄想は具体的になり、身に覚えのある光景を映し出していた。
それは、みじめな高校時代に思い浮かべた、店長の背中にしがみ付いて喘ぐ、後輩の姿だった。
二人は嘲笑うかのように、私を振り返っては見せつける様に、肌を交わしていた。
時を経ても二人の関係は続いていると、あり得ない妄想を抱いた。
その背景には、満たされてない今の自分に対して、過去で至福に肥やす店長への嫉妬心からだった。
別れたあの時から、店長との時間は止まっていた。

最後に告げられた後輩との関係は、嫉妬心のあて馬としては格別な物だった。
私は夫に満たされない自分を対峙させるように、過去の店長と後輩の関係に嫉妬しながら行為に及んだ。
私が受け入れるはずだった、店長の物で満たされる後輩の姿は、受け止めたくない現実への拒否感と変わり、マゾヒズムにおける拒む行為を彷彿とさせた。
店長の物で後輩が喘ぐ度に、私の嫉妬心へのムチと変わり、マゾヒスティックにも火を付けた。
満たされた瞬間に正気へと戻ると、現実でも後輩との関係は続いていると思い込み、勝手な被害妄想に陥る事もあった。
仮に真実ならば、夫から相手にされず自分で処理する現実は、虚しさばかりを募らせて私を狂わせた。
精神的に病んだ私は、膨らみかかったお腹の子にさえ、恨みを抱くようになっていた。
授かる事さえ無ければ、営みに満たされた夫婦生活が続いていたはずだと、思い込んだからだ。
私のお腹の膨らみも大きくなり、夫の気を使う様な営みが目立つと事件は起きた。

私が夜中に目を覚ますと、身体が悶々とする自分に気付いた。
満たされない身体が疼いて、目が覚めたのだ。
私はたまらずに、隣で深寝する夫のズボンを下ろして、必死に手で夫の物を大きくしていた。
みなぎる頃に夫は目を覚ましたが、私は間髪いれずに夫の物を受け入れて、馬乗りになっては無我夢中で腰を振った。
夫は抵抗を試みていたが、お腹の子供の事を気遣うが為に無抵抗となり、私に為されるがままに犯されていた。
性欲に身を任せるかの様に狂った私は、放たれた夫の生温かい感触に気付いて、初めて正気を取り戻した。
気付いた目の前には、悶絶した表情で息を切らす夫の姿が、私の膨らんだお腹の子を挟んで映っていた。
私は女でありながら、抑えきれない性欲に耐えかねて、夫をレイプしたのだ。
取り返しの付かない事をすぐに理解した私は、分けも分からず夫の胸にしがみ付いて泣いていた。


Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最初へ Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 22 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜 24 Pure・Stocking 〜永遠の愛へ〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前