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狐もふもふ
【ラブコメ 官能小説】

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出会い〜そして〜-16

「いや、仕返しとかはしない方がいいんじゃないですか?」
 コンさんの仕返しは割りと洒落になりそうにないんだよね。全力で僕に仕返しをしてきそうだ。
「断る。仕返しをすると決めた以上、絶対に仕返しをするんじゃ」
 あー、これはもう何を言っても無駄なようだ。ほんと、キツイお仕置きでないことを祈るよ。
「では、いくとするかの」
 白く長い手を僕の股間に伸ばしてくる。
「ちょ、ま、まさか――っ!?」
 同じように僕の胸元に仕返しをするのではなく、そっちの方に仕返しをするというのか!?
「ふふふ、仕返しなのじゃ♪」
 撫でるように僕のチンコを触る。そこに仕返しをするのは反則ではないだろうか?
 そんなところに仕返しをされてしまっては――
「なんじゃ? もうすでに大きくして期待しておるのか?」
「ち、違――っ」
「誤魔化さなくともよい。お主は私に得物を触られるのを期待しておったのじゃな」
 これは、コンさんの胸を揉んでたり喘ぎ声を聞いていたから大きくなったわけで、別に
コンさんに弄られるのを期待して大きくなっているわけじゃないんだ。
「ズボンの上からでも分かるくらいに、膨れておって……」
 一通りズボンの上から撫でると、チャックに手をかけジィーと下まで下ろした。
「直接、弄ってやろうかの」
 開けたチャックに手を突っ込み、パンツを下げ、チンコを取り出す。
「はは、もうすでに透明な液が出ておるではないか」
「うぐ……っ」
 恥ずかしいことに、ズボンの上から弄られて僕のチンコはすでに我慢汁を出していた。
「この調子ではすぐに達してしまうな」
 指を巧みに使い、僕のチンコを刺激してくる。玉袋、裏スジ、亀頭と……優しく、時に
強く刺激を与えてくる。
「うあ、はっ……うぐ、ぁ……っ」
 断続的にチンコに刺激を与えて、僕を絶頂へと導こうとする。二回目とは思えないほど
にコンさんは僕の弱点を理解している。本当に僕の弱いところ。僕が一際強く感じてしま
うところを中心に刺激を与えてくる。
「先っぽから、どんどんと汁が溢れてきておるぞ」
「あ、あぅ……」
「ベトベト、ヌルヌルと私の手を汚しておる。それに耳を傾けると――くちゅ、ぴちゃと
イヤらしい音を奏でておる」
 我慢汁が立てる音が僕の耳にも聞こえるように、わざとらしくチンコを扱く。そしてコ
ンさんの言っていたイヤらしいエッチな音が僕の耳に聞こえる。
「あぁ、イヤらしい。本当にイヤらしい得物じゃな……」
「こ、コンさん……ぼ、僕、もうそろそろ……っ」
 こんな気持ちのいいものを我慢するだなんて出来ないよ。
「ほぅ……そろそろ達しそうなのか?」
「は、はい」
 もう一秒後には射精していてもおかしくないほどに限界が近づいている。
「そうか、そうか。ならばイッてしまえ。イッて私に精子をぶちまけるところを見せておくれ」
 更に扱く手に勢いをつけ、僕を絶頂させようとしてくる。
「はぁ……あっ、コンさん! コンさん!」
 コンさんの名前を強く叫びながら精子を吐き出す。ビュル、ビュルと暴れるように撒き
散らされる精子。
「随分、大量の精子が出てきおったの」
「はぁ、は……あっ、はぁ」
 確かに随分多い量の精子が出た気がする。こんなに大量の精子を出したのは初めてかもしれない。
 それにしても、こんなに大量の精子を出したら疲れるんだね。
「先ほどの汁よりもネバネバしておるな。それに匂いも……」
 手についた精子を鼻に近づけて匂いを嗅いでいる。そして匂いを嗅ぐと顔を歪めた。
 あぁ、やっぱり精子の匂いはキツイよね。僕、自身ですら匂いを嗅ぎたいとは思わないからね。
「こんな匂いの精子を私の中に出されたら……」
「コン……さん?」
「うむ。もう互いの準備は済んでおるじゃろ。そういうわけじゃから、お主の得物を私の
中に入れてもよいじゃろ?」
 コンさんの中……つまり、女性器――膣内に僕のチンコを入れるってことだよね?
「ほ、本当にいいんですか?」
「今更何を言っておるのか。私はお主のモノが欲しいのじゃ」
 精子を出したばかりだというのに僕のチンコは、今の言葉で勃起をしてしまった。
「では、入れるぞ?」
「……はい」
 勃起しら僕のチンコに上からゆっくりと、腰を下ろしていくコンさん。互いの性器が触
れ合った瞬間――
「――ぁっ」
 コンさんから小さな吐息と、クチュリと音が漏れた。
「くっ、ふ――んん、んぁ……はっ」
 ギチギチと小さいコンさんの膣内に僕のチンコが入っていく。狭くて細い膣内。まるで
僕のチンコという異物を拒むかのように膣肉が押し返してくる。
「か――はっ、うぅ……くぅん」
 苦しそうな顔を浮かべつつも腰を下ろすのは止めない。
「こ、コンさん……」
「き、気にするでない。こんな痛みなぞ、この先の喜びを想えばなんともないわ。それに
私はお主といち早く、一つになりたいのじゃ」
 痛みに耐え、僕と一つになることを望むコンさん。僕でがコンさんの痛みを取り除いて
あげることも出来ないし、変わってあげることも出来ない。
 だから――


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