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サノバ・ビッチ
【レイプ 官能小説】

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再会-4



その日の夜、俺は布団の中で今日の出来事を思い出していた。

本人は人違いだと言っていたが、あれは間違いなく麻理だった。

N町の名前を出した途端、麻理の態度が豹変したのは明らかだ。

俺はあの時、確かに麻理がレイプされている現場を見たが、直接レイプに関わったわけではない。

にも関わらず麻理が俺のことを知らないととぼけるのは、麻理にとってN町そのものが、あの悲惨なレイプ事件を象徴するおぞましい場所になってしまったということなのかもしれない。

忌まわしい地を離れ、Tデパートという華やかな場所で新しい人生のスタートを切った麻理。

今の麻理にとってN町は───そしてそこに住んでいた俺という存在さえも───記憶の中から消し去ってしまいたい邪魔な存在というわけなのだろう。

────しかし俺は知っている。

あの時麻理は、はっきりと快楽の言葉を口にしながら、自ら進んで男たちのペニスを握りしめ、舌さえも這わせていた。

何度も何度も「気持ちいい」という言葉を発しながら絶頂に達する姿を、俺はこの目で見たのだ。

あんな浅ましい姿を見せておきながら、今はもう何事もなかったように、いけしゃあしゃあとデパガなどにおさまっている麻理に対して、俺は無性に腹が立っていた。

───ただのメスのくせに。
ただのメスのくせに。
ただのメスのくせに!

その夜俺は、数ヶ月ぶりに麻理を思いながら自慰にふけった。

しかしそれはあの神社で見た光景の記憶ではなく、Tデパートの制服に身を包んだ麻理を、俺自身が犯す妄想だった。



──────────

麻理に会えるという目的が出来たおかげで、俺にとってTデパートの店回りはさほど気が重い仕事ではなくなった。


しかしその日以来麻理は、明らかに俺との接触を避けるようになった。

俺が婦人服フロアに着くとあさらさまに売り場から出ていったし、通路ですれ違いそうになれば慌てて向きを変え、小走りで逃げた。

「なんでそこまで避けるんだよ───」

まるで汚いものを見るように俺を避け、疎ましがる麻理の態度に、次第に俺の苛立ちは高まり、ついには麻理を憎いとすら思うようになっていった。

そんなことがニヶ月あまり続いたある日、ついにトラブルが発生した。

1.2センチの丈詰めの注文のパンツを、俺が12センチで裁断してしまったのだ。

お直し伝票は、12センチとも1.2センチとも取れる曖昧な文字で書かれていた。

伝票を書いたのは麻理だった。




「───これ、どういうことですか?」

麻理はひどく憤慨した口調で、短くなってしまったパンツを事務机の上に叩きつけるように広げた。

客のいる店内で揉めるわけにはいかないため、俺たちはバックヤードの奥にある小会議室に場所を移して話し合うことにしたのだ。

「どうもこうも、俺は書いてあった通りに直しただけですよ」

「このブランドの商品は一点ものが多いから、ハサミを入れる前によく気をつけて見て下さいって、前の担当者の方にも伝えてあったはずですよ」

「それならそれで、そっちもこういうミスが起きないように紛らわしい書き方しなきゃいいでしょうが?俺には12に見えたんだよ」


日頃の鬱憤もあって、お互いに最初から口調が荒くなる。

「このデザインのパンツで12センチのカットってありえないでしょう?常識で考えてよ」

「は?常識って何すか?こっちは一日何百本ものパンツを直してるんすよ。客の体型によってはパンツのシルエットを無視して丈を詰めなきゃならないことなんてしょっちゅうある。常識がないのはそっちのほうだろ?」

「あなた達業者の常識でしゃべらないでよ」

昔のイメージからは想像もつかないような高飛車な口調で詰問してくる麻理に、俺の怒りはますます加速していく。

この女を黙らせてやる。
俺には、それが出来る────。

俺の中でずっとこらえていた何かがブツッといやな音をたてて切れた。










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